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シルクロード 草原の道 天山北路
第12日  (6月18日)

博楽〜セリム湖〜ラベンダー畑〜イリへ
 本日はセリム湖を見て博楽へ。6:50起床 本日も快晴。シェーバー、アルタイ(12日)から110Vがないので充電出来ず電池切れ、予備シェーバー使う。8:30〜昨日と同じところで朝食、本日もわれらの他に2団体が8:30オープンと同時に食事する、料理の所混雑。それにしてもこちらの人の食欲は凄い、われらの2倍以上のボリュームだ。チェックアウト(部屋のチェック?)に時間かかり、9:37出発。16日にきた道をもどり、10:03高速道に入り、16日の道を先に進む。10:09片側2車線の道路終わり、対面交通となる。10:27右へ大きく曲がり山の方へゴビの中をはしる、10:37〜坂道となり峠へ上っていく。10:53右に雪山見える。10:59右前にセリム湖が見えてくる。ーーセリム湖はモンゴル語&カザフ語で「サイラム・ノール」といい、「幸福の湖」の意味がある。周囲100km、面積458平方Km標高2073mにあり、新疆で最も高いところにある、最大の淡水湖である。冬は凍結する。ーー真っ青な水、湖のむこうに白い雪山、空気は澄み切って景色は鮮明。11:02坂を下ってセリム湖の近くをはしる、白い鳥が飛んでいる。11:04かってお寺があったという島の近くを通過、この島には今は中央にポツンと小さなお堂、島の両端に山門の屋根だけが残っているという感じで祀られている気配はない。このあたりには店もあるが、道路工事中で写真ストップはなく車窓から撮影。11:22緑一色の草原、その先の山は針葉樹、その先さらに高い山には雪が残っているという素晴らしい景色左側に見ながらはしる。右側はずうっと湖が続く。、前方に駐車場、それを囲むように商店が見えてくる。11:25駐車場到着、全員集合で旅行社のカメラで記念撮影、そのあと12:00までフリータイム。ここの草原には道路から100mほど離れたところにたくさんのパオがならんでいる。草原には放牧の馬や羊も多い。(写真(40))
写真(40) セリム湖畔、山側
このきれいな草原散策の馬、30分30元とのこと、フリータイム35分での30分の馬の散策では時間不足だ、15分なら何元?との声あり、燕さん交渉し20元。15分馬に乗る人何人かある。あとで聞くと草原の中の散策は素晴らしかったとのこと。乗らなかったこと後悔。ここには「セリム湖観光記念」(と言う意味らしい)と彫った大きな石碑があるが、なんとこの石碑を(バックに)写すとワンシャッター2元必要とのこと。2元払って写している人少ない。風は爽やか、日が差しているので2000mの高所でも長袖で丁度よい気温。透明な水に手をつけてみるがそんなに冷たくない。(温度測定:16℃)(写真(41))
写真(41) セリム湖
次に草原の方に行ってみる、馬に乗った人が草原の方に進んでいるのが見える。近くにはパオ、牧草のみどりがずうっとつながり、その遥か先に針葉樹とそれに囲まれた草原、さらにその先遠くには雪の残る高い山、澄んだ空気、爽やかな風、振り返ると真っ青な湖、遠い先に黒い山、そして雪に覆われた高山。何回も何回ものすばらしい!です。そんな風景の中をウロウロしている間にすぐ集合時間となる。有料トイレで用を済まして乗車。駐車場の周りにはたくさんの店があったが、小生全然覗いていないので何があったか不明。12:09バス出発。坂を上りすぐ湖と別れる。4分ほどで切り通しという感じの峠を越える。すぐの展望台で写真ストップ。渓谷、川も流れている、その斜面の牧草のみどり、そして針葉樹、正面には白い岩山ここの景色もすばらしい。(写真(42))
写真(42) セリム湖出発してすぐの風景
この道は宋の時代からあり、ジンギスカンの次男も通った道だと説明ある。12:26出発、すぐにジグザグに急に下る、12:38谷底、小川のすぐ近くを小川に沿って走る。ここにはホテルらしき建物もある。この小川はイリ川の上流のひとつだとの説明がある。少し下ると工事現場多い、イリ〜ウルムチを結ぶ鉄道の工事中とのこと、そして道路も改良工事中。ここの道路、羊の大群の通行たびたび、バスはその度に停車OR徐行する。稀に家、パオも時々見える。イリ⇔博楽、イリ⇔ウルムチのバスとすれちがう。13:12 谷広くなる、蜂蜜を売っている家もある。13:20谷を抜けて広いところに出る、集落があり、商店が並んでいる。「交通運政」の建物があり、バス停車しドライバーの馬さん手続きに行く、バスのところに饅頭の販売にくる。(われらのバスでは買う人なし)5分で手続き終了、出発。すぐに道路の両側は畑。13:38突如、番号のついたオープンテーブル、オープンキッチンの食堂街に入る、芦草湖(ルソウコウ)という町で長距離を走る車の食事処として発展した町だそうだ。(312号線 4784km地点)われらはその中の1番(一番端っこではないのです、順不動で番号をつけている。)レストランでラグ麺を食べる。ビールはNew 新疆ビール(霍城県産) アルコール4,3% よく冷えている、味もWUSUよりは濃い、追加はせず。(ここで気がついたが、今まで飲んでいた”うす”ビールって日本では売れそうにない発音ですね)ラグ麺美味しい。14:53出発、それにしても同じような店がよくもこれだけやっていけるものだと思うほど続いている。15:07 清水鎮の町で左折ーーここをまっすぐ進むとカザフスタンーーイリへむかう。15:13ラベンダーの畑見えてくる。15:18道路のすぐ近くでラベンダー咲いている大きな畑のところでストップ、撮影の場所が板でちゃんと作ってあり男の人が座っている。、なんとここでラベンダー撮影すると一人5元の有料桟敷なのだそうだ。(昔はタダだったのにーーとガイドさん)みんなここでは撮影やめる少し走って(15:15)道路の反対側の無料(番人のいない)畑に行き撮影、中国の人のグループもここで撮影している。(写真(43))
写真(43) イリ近くのラベンダー畑
”北海道なんかタダなのによう〜”と言う声も聞こえる。去年青海湖の菜の花撮影の時もあとで料金請求されたのを思い出す。15:50給油 ついでにトイレ、大小兼用のトイレ、長方形の穴に板のフタがしてある、使用禁止かと思ったら衛生上の配慮のフタでそれを退けて用をたし、済んだらまたフタをしておくのだそうだ。(と教えられる。な〜るほど、納得。) 16:14 桃の露店の多いところでストップ。燕さんが今晩のデザートの桃(白桃に近いひらべったい)買う、このあたりは桃の産地で桃の畑が続いている。道路にはパラソルの下に桃をならべた露店がとびとびではあるが何キロにも渉ってある。16:41イリの町にはいる、16:57ホテル到着。バスタブ、110V電源、クーラー、冷蔵庫あり。

 19:30〜夕食のためバスで外のレストランへ「スターリン(斯大林)ロード」を通って行く。−−この町はかってソ連との貿易の窓口の町でその時の名前がそのまま残っているのだそうだーー19:40レストラン到着。ビールはWUSUビールよく冷やしてある、乾杯の前に♪ハッピーバースデーのメロディー♪、そして大きなケーキが運ばれて添乗員さんの前に置かれる。今日が彼女のウン十ウン歳の誕生日なのだと燕さんから紹介ある。みんなでハッピーバースデーを歌い、蝋燭の火を吹き消し”かんぱ〜い!”  燕さん見事な演出でした。シシカバブー、露店で買った桃、そしてバースデイケーキもいただき、ビール追加3本(1本 10元)と盛り上がる。20:45食事終了、20:55ホテル着。21:10〜ホテル隣りの24時間営業のスーパーに水を買いに行く、1本1元。このスーパーにはトロピカルフルーツもある、ドリアン:100元、マンゴウ:20元、ドラゴンフルーツ:10元ーーこれは見ただけ、どれくらいするのか値段に興味があったのです。部屋にもどり荷物整理、添乗員さんに言われていたスーツケースの重量を体重計でチェックーー18kgでOK--する。(去年ウルムチ空港で全員トータルで28kgオーバーで超過料金請求され中国の旅行社が負担した経緯がある。)23:00クーラー切って寝る。このホテル建物外観は立派だが防音は良くない、遅くまでどこかでやっているカラオケのおとが聞こえてくる。本日の走行 239km。
(累計 3603km)

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