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インド旅日記
第11日  (11月29日)
本日でインドとお別れ。インド最大規模のイスラム教礼拝所:ジャマー・マスジット。オールドデリーバザールでショッピング。ガンジーのお墓とガンジー博物館を見て、
22:40発で広州に向かう予定。
6:40 起床 霧が出ていてうす暗い。 7:30〜朝食、2階のレストランでヴァイキング、料理は殆ど変わらず。8:50外に出てみる。今日も霧が出ていて涼しい、近くの道路は相変わらずの混雑で警笛ならしながらの追い抜き合戦が続いている。9:15 ジャマー・マスジットへ出発。10:10 ジャマー・マスジット北門に到着。長い階段を上がり、門の前で靴を脱ぎ中へ。(靴預け代100ルピー、カメラ持ち込み料200ルピー)ジャマー・マスジットは14年かけて1656年に建設された、中庭(=広場には礼拝時に25000人収容可能というインド最大のイスラム教礼拝所である。門を入ると広場、その広場の正面に大きな白いドームの礼拝堂がありその両側に高さ40mの塔が建っている。)
 
ジャマー・マスジット
 
ジャマー・マスジット尖塔から東門の前のバザール 
ミナレットのひとつは上まで上がれるとのこと。元気のいいなっちゃんが上がるというので小生も上がることにする。ここでも入場100ルピー、カメラ50ルピー必要だ。この礼拝所は結構ガメツイ!狭いらせん階段を息をきらせながら上る。遠くまで見えるはずだが遠〜くの方はもやっていてみえない。そう遠くないところにラール・キラーの赤い壁が見える。上で360度の景色を何枚かに分けて撮影する。11:05門を出て壁沿いにドームの裏を回るかたちで歩いてバザールに行く。バザールは間口2m足らずの小さな店が延々と並んでいて幅10mもない道路は人で大混雑。食堂等の大きなところでも間口は5mほどで奥に長くなっている。食糧、雑貨の類の店が多く衣類の店は少ない感じだ。スパイスの店が多い。女性たちががシナモン買うので小生もシナモン買う。インドではよく食後に細い草の茎を小さく切ったようなものが出てそれを噛んでいる。店によっては氷砂糖と一緒に出すところもある。これを噛むとガムを噛んだ時の感じになる。−−少しお香臭いのが気になるがーー小さなちいさな露店でそれを売っているのを見つけて買う。掌に半分くらいの量で10ルピー、ファクナさんが腹によいと言っていた茶色くてちょっと苦いのは少し量が少なくて10ルピーの2種類を買う。それにしてもこの通りの電線の引き方はすごい。電気会社が配線したのではなく欲しい人が欲しい所に勝手に引いたという感じでよくショートしないで済んでいるなぁと思う。
 
商店街の電線
お土産にティー買いたいと言ってクンナさんにティーの店に連れて行ってもらう。小生お土産は紅茶の茶葉にしようと思って茶葉を主体に見ていたが女性たちはティーパックの方を見ている。はるちゃんが茶葉は使う時に面倒なのでもらっても使わないと主婦の立場からの話をしてくれる。いいことを聞いたので、小生もティーパックの方にする。ここでは家庭用が主体でお土産用は少ない。30パックほどのもの買いたいのだがなくて110パック入りのもの買う。パックの紙のところにタージ・マハルの絵が印刷されているのでバラして渡してもインド土産ということはわかるはず。値段は安い!1パックあたり3円以下(渡した人に悪いので正確には書かない)。門の方に引き返していると小学生たちがサイクルリクシャーに乗って帰ってくる。このあたりの子は遠くから来ているのか、あるいは金持ちが多いのかちょっと不思議な感じ。50分ほど歩き買い物もして南門の近くまでもどり昼食とする。タンドリーチキン、チキンカレー、ホウレンソウチーズ、チキンバターバサラ、ヤキメシ、ナン2種。量は昨日の「レッドオニオン」より多くて値段は半分だとか。ここの店でトイレに行く、大小兼用で紙はない。蛇口と小さいバケツが置いてある。ここは純インド式のようだ。ただ小をするぶんには問題ない。
 
純インドタイプのトイレ
 
ガンジーのお墓
13:55食事終わり。南門のところでサイクルリクシャー2台に分乗し、東門の前の参道経由して車の待っている北門にもどる。東門の参道は衣類の露店主体で多くの人で混雑している。リクシャー3人と4人に分かれて乗って、乗車時間約10分で1台200ルピーだった。これでジャマー・マスジットを1周したことになる。

14:25車出発、ガンジーの墓(ラージ・ガート)に向かう。20分で入口に到着、茶色い壁に”RAJGHATと書いてある。入口から5分以上歩いて芝生の広場の小高いところに上がると四角い大理石のところに人が集まっているのが見える。これがガンジーのお墓。
だが実際はーー”<ラール・キラーの裏側、ヤムナー河沿いに走るRing Rdを南に下った所の河側にあるラージ・ガートはガンジーが死の翌日、ヒンズーの作法に従って火葬に付された場所。遺灰は彼が独立を説いて歩き回ったように、インド各地の河に流された。だからここには遺体や遺骨は納められてはいないが、火葬の場所に黒い大理石が安置されガンジーの最後の言葉「He Ram (おお、神よ!)」が刻まれている>ーーと地球の歩き方に書いてあることより、お墓というべきか解らない。お参りしたというより見たという感じでもどろうとすると、れいこさん高校生らしき学生にツーショットで写真とってと頼まれる。一人と写すと「俺とも!」という感じで大勢と一緒に写す。他の何人かも「お願い!」と来る。そういえばジャマー・マスジットでも若い子に頼まれていた。美人というだけでなく何かがあるのだろう、インドに彼女によく似た人気女優でもいるのではないかと想像する。それほどのモテヨウだった。もう少し時間あるけどどこかに行きますか?とクンナさんから問いかけある。ガンジーの暗殺された現場へ行きたいとのリクエストあり、この近くのようだということで歩いて行く。道路を渡って進んで行くとバスがたくさん止っている駐車場があり、その先にガンジー博物館がある。入口でクンナさんが「ガンジーが暗殺された場所はここか?」と聞くと「ここではない。もっと離れたところだ」とのこと。そこまで行く時間はないのでこの博物館を見て行くことにする。この博物館はガンジーの生い立ちから亡くなるまでの写真を中心に展示されている。<後で調べて見るとガンジーの暗殺されたところは現在「ガンジー記念博物館」となっている所でここの「ガンジー博物館」ではない。>
15:50車にもどり、16:50ホテルに着く。ジャマー・マスジットで靴を脱いで足が汚れているのでシャワーで洗う。その後機内一泊し広州で12時間過ごすのに必要なものと関空まで行って仕舞うものに分けて荷造りする。要領のよくない小生はこれに結構時間がかかる。初秋から初冬の所に1日で移動することで着替えの準備でうろうろしたためである。18:00ロビー集合、18:15発で空港に向かう。空港への道路はいつもより空いていてスムースに走り、時間があるのでクンナさんの判断で空港の少し手前で食事して行くことになる。スイーツもあるレストランで食事、メニューから希望のものというので小生はチョウメンをたのむ。ヴォリューム十分で45ルピーと安い!それに加えてクンナさんが全員にカレー2種類と生野菜、ヨーグルト+ナンという定食を注文してくれる。小生ナン半分にカレーたっぷりつけていただくが半分以上のこす。ここでスナックやお菓子をお土産に買う人もある。小生は袋入りの揚げ物のスナックを買う。(帰ってから食べると:カレー味で少し甘いという不思議な味だった)20:38レストラン発、20:52空港着。チェックインに結構手間取りセキュリティー通過し免税店のところにはいった時にはボーディング時刻まで15分しかないがクンナさん落ち着いてトイレや買い物どうぞというのでみな店による。最後に残ったルピーを使おうと免税店で紅茶を買おうとするとルピーは使えないという。ちょうどクンナさんに会ったのでかれに言うとかれが自分のパスポートで買ってくれる。インド人ならルピーOKとのこと。トイレも済ませておこうとトイレに行くが、ちょっと離れたところにある。われわれの乗機ゲートまでの所要タイムみると10分と書いてある。もうボーディング時間だ行かなければということになるがまだ揃わない、そこに航空会社の係員が探しにくる。いる人だけ急いでゲートに向かう。確かに遠い。まぁ忙しかったけど全員ぎりぎりで搭乗する。22:57 離陸。23:40〜食事:ビールは来る時と同じ燕京ビール、やはり冷えてない。2種類のカレーとライス、20時ごろ腹いっぱい食べているのでかなり残す。それでも飲む方は赤ワイン2杯いただく。(帰りはアルコールおかわりOKだった。)0:40〜眠る。持参の首を巻く形の空気枕使用、この枕はいい、疲れずによく眠れた。


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