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インド旅日記
第8日  (11月26日)
本日は朝、すぐ近くの漁村を訪ね浜辺の散歩、コナーラクのスーリヤ寺院観光の後、コナーラク海岸でバーベキュー。夜ビーチフェスティバルの夜店訪問し帰りにジャガンナート寺院の門前にも行く予定。
5:45起床、外は明るい。ブッダガヤよりも夜明けが早い、東に移動したこと実感する。半そでのアンダーシャツだけだとちょっと寒い。6:55 ロビーへ、昨夜チェックインの時に預けていたパスポート受け取る、受け取る時にぶ厚い台帳にサインする。7:10〜歩いて海岸へ行く、案内役はサンタナロッジのスタッフのさかもとさんという若い男性とやはりロッジのスタッフのまちこさんとれみさんという二人の若い女性の3人。バナーラスでファクナさんが電話で話したあとによく言っていた”さかもと〜”さんだ。家の間の人がたくさんいる細い道を10分ほど歩くと海辺に出る。砂浜に引き上げた漁船がたくさんたくさんある。その海辺を歩く、子供たちがついてくる。カメラをむけると「おれをうつせえ〜」という感じでぐ〜っと顔を突き出してくる。砂浜は砂のまま(途中で岩が飛び出したりしていないということ)どこまでも続いている。船の数もすごい!沖で漁をしている船もたくさん見えるが浜にはもっとたくさんの船がある。
 
 プーリー海岸 たくさんの舟
 
 プーリー海岸 漁船の出航
この浜辺歩くには足元に注意が必要!とにかくそこらじゅうにウンチがあるのだ。よく観察すると波打ち際に多いようだ。<排泄する時に波がくるかどうかのところでやるとお尻を始末する時に水があって便利、その上潮が満ちてくると洗い流してくれる。そして魚にとっては食物にもなるはず。>と考察する。30分ほど浜辺を歩くその間に船の出航も見る、波打ち際まで何人かで押し出して波が来た時に少し進め、大きな波が来た時に一気に押して浮かべるというやり方。
海に浮かんで漕げるようになるまでに何分間かかかる。30分ほど歩いたところの浜辺近くにあずまやがある。坂本さん「お茶にしましょう」とそこに行く。すぐ近くに大きいホテルがあり、ここはそのホテルのラウンジのようだ。各自希望のものをオーダー、チャイ、コーヒー、ラッシーにわかれる。たのんだもの出てくるのに20分以上かかる。海からの風が心地良く眠気を催す。この間にインド人一人きてオーダーしている。小生はチャイを頼む、ここのチャイはボリュームある。一人で来ていたインドの人は運ばれたものについて抗議している感じ。さかもとさんによるとオーダーしたのと違うものがでてきたが取り替えてくれないのだということ。彼は「インドではよくあることですよと」笑っている。この近くには厚い大きい葉っぱで、好い臭いのする白い小さい花の咲いた木がある。花の名前は分かりません。5分ほど歩いて道路にでると車が待っている。8:40車出発7分でサンタナロッジに着く。ファクナさんが自分の部屋を含めてロッジをくまなく案内してくれる、2階のオープンロビーには日本のわかものが心地良い風に吹かれながら談笑している。パソコンを覗いている人もいる。夜はここでビールを飲むのだろう、空きビンが4〜5本ある。1階に下りて1階のロビーでファクナさんと話す。ここには本箱があり日本の本が多数(5000冊とか)ある。マンガをはじめいろいろな本があるが、夏目漱石の作品は文庫本で結構揃っているのが目についた。サンタナはここを起点として大きくなった。日本人がよく宿泊しクンナさんはその環境で日本語を覚えた。ロッジは日本(人)へのお礼が原点で宿泊は日本人限定、1泊2食300円という安さで営業している。9:15〜ロッジの食堂で朝食:パン、スープ、ヨーグルトそして醤油つきの目玉焼き(これがうれしい!)9:45より5分ほどあるいてホテル サンタナにもどる。ひなたは暑いが木陰は25℃、風もあり快適。10:40〜車でサンタナロッジへ行く、ロッジではスタッフとお客さん全員でバーべキューの材料、テントを含む機材積み込み中。11:04マイクロバス21名と車1台(5名)分乗してコナーラク海岸へ出発。われら6名(クンナさんは今朝からわれわれとは別行動)は全員バスで若者たちと一緒に行く。このあたり赤い土の空き地が多い、畑になりそうだが耕してはいない。生えている木はヤシの木など熱帯の木が多いようだ。20分ほど走ったところにクンナさんの学校がある。ちょっと止って写真撮影。校舎は2階建ての立派なもの、生徒は登校していて門のところで撮影していると校庭にいた10名ほどの小学生が寄ってくる。11:45バーベキュー会場の浜辺に到着。機材降ろした後、われわれ以外の観光希望の人も乗り合計14名でスーリヤ寺院へむかう。7分ほど走って駐車場で?バスを降りる。そこから10分ほど歩いて寺院入場のゲートに着く。暑い!ひなたは30℃、日本の真夏の感じ。スーリヤ寺院は13世紀に12年間12000人の労働者を働かせ続けて建立したヒンズー教の大寺院で世界遺産である。本殿はかっては60〜70mあったと推定されるが未完成だったのか、崩壊したのか、諸説あるそうだが現在は下層のみが残っている。前殿はほぼ完全な姿で残っている、さらにその前に屋根は無くなっているがナート・マンディール(舞堂)がある。これらの建物の壁面、柱、基壇側面に細かいところまで彫られた彫刻が残っている。最も有名なのは本殿・前殿の基壇の壁の車輪の彫刻だ。何も知らない小生は一部日陰になった最初に出会った車輪の前で記念写真とろうとするとこっちにもっといい車輪があるとれいこさんが教えてくれる。なんと車輪の彫刻は基壇の南側、北側に12個づつ合計24個あるのだそうだ。車輪は軸、8本のスポーク、輪(車)全てに細かい彫刻が施されている。車輪は日時計にもなっているとのこと。
 
 スーリヤ寺院 車輪の彫刻
 
スーリヤ寺院 Hのポーズの彫刻
踊りを伝えるためオリッサダンスのポーズも詳細に彫られている。また性交のかたち(説明は”Hのスタイル)64種もある(そうだ)。歌麿もびっくりという感じの男性のいちもつも見られる。精巧な動物の浮き彫りもある。寺院を一周して入口にもどる。入口ゲートにもどる途中右側ちょっと離れたところにトイレがありよっていく。この近くに榕樹の大木がある。入口ゲート近くの幕を巻いてある木より立派な気根を持った大木だがなんの印もない。13:00ゲートを出て13:10バスにもどる。だれが買ってくれたのかヤシの実がまわってきたので小さい一切れをいただく、暑いので水分たっぷりが有難い。13:12バス発車、13:20バーベキュー会場近くの道路で下車。すぐバーベキューに参加、タンドリーチキン。焼きチキン塩味。出し巻きたまご。オムスビ。ビールは本数申告するがいくらでも注文可能(飲み放題ということ)小生はビール3本、大分、津久見出身で東京在住の若い女性と話す。彼女は12月中旬にはビザが切れるので帰国しなければならないと言っていたが東京に帰ってどうしているだろうか。気温は28℃だが海からの風があり快適。泳いでいる人もいる。われらがいばらきさ〜んも水着になり泳ぐ、いや海水に浸かるが正しい。水着(パンツ)がなぜか後ろ前で爆笑!だが本人は全然気にしていない。砂に輪を書いての相撲も始まる。お相撲さんのスタイルの人はいない(=みんなスリム)が力の入った熱戦が多い。観客の要望でいばらき〜山VSファクナ浜の対戦も実現する。途中クンナさんとおとうさんも来場される。相撲の後はさなえさんとなっちゃんのフラダンス、大阪から衣装持参の熱の入れようで拍手喝采の人気。全員で記念写真。16:00〜撤収開始、16:25バス発車、17:05ロッジ着ロッジで少し談笑後、17:35ホテルへもどる。小生ホテルで洗濯、洗濯ものはホテルの人もしているように刈りこんだ庭の木の上に広げておく。
 
 コナーラク海岸のフラダンス
19:15車でファクナさんとビーチフェスティバルの夜店とジャガンナート寺院に出かける。30分ほどでビーチの露店のたくさんあるところに到着、いろいろな店がたくさんたくさんならんでいて人もたくさんたくさん歩いている。店では貝殻を磨いたり細工したりしたお土産、スーリヤ寺院のあの車輪のミニチュアなどが目につく。もちろん食べ物を売っている店もたくさん。浜辺には観光用のラクダもいる。移動遊園地ができていて小型のメリーゴーランドや観覧車がある。この観覧車直径は7〜8mと小型だがとにかく高速回転だ、乗り降りの時は完全停止、運転はじめるとひたすら高速で回転している。見てまわること約40分で車へもどる。車で20分ほど走りジャガンナート寺院の参道へ着く、ここも店も人も多い。歩くこと7分ほどで東門の前に着く、参道から右上の方にかすかに高い塔が見えるが暗くて全体の形は見えない、写真も安いデジカメでは無理。ヒンズー教徒以外は内部に入ることはできないとのことで門のところで引き返す。21:30ホテルにもどる。すぐにホテルのレストランで食事、チャーハン、エビ、カレー。ここでは何か日本っぽいものがでるのがいい。ビールはKING FISHER STORNG みんなで3本。22:20まで。本日も遅いのでバーには行かずに寝る。

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