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インド旅日記
第7日  (11月25日)
本日は日本寺訪問後、スジャータホテルのオーナーの息子のラフルさんが運営している学校訪問、その後バザールで買い物。昼食後ガヤ飛行場へ行き、ガヤ発〜コルカタ経由〜ブハネーシュワルへ そこから車でプーリー(クンナさんの故郷)へ行く。
5:35 起床、まだ暗い。早く起きたのには訳がある。実は昨夜の夕食の時にマハーボディー寺院で朝日を見ようということになり、希望者で出かけることにしたのに参加するためである。知識のない私は釈迦が悟りを開いた場所の砂か小石を拾って帰ろうと思っていたのだが、来て見て聖地は柵と石とコンクリートでしっかりガードされていてそんなことは不可能であることがわかった。そこでせめて落ち葉でもと思ったのだが、大勢の人がお参りしている時間ではこれも全く見つからない。そこで朝早く行けば落ち葉ゲットできるだろうと考えた訳です。6:30 サイクル力車で出発(こんな早い時間でもホテルの前には力車が客待ちしている。結構客があるのだろう。)7分で寺院の入り口近くに到着。リクシャー降りるか降りないうちから人が寄ってくる。お供えものの花を売る人、お土産にと菩提樹のきれいな(ドライ)葉っぱ、物乞い、両替屋(新札の10ルピー札×100枚=1000ルピーを1100ルピーと交換)。100枚確認するのは大変だが新札シリアルナンバーで帯封がかかっている。両替屋も盛んに”シリアルナンバー”を強調していて大丈夫のようだ。みんなが10ルピー札欲しがっているのでれいこさんが両替する。後で小生も両替してもらう。昨日も日本語で声をかけてきたおじさんが今日も来ていてれいこさんに声をかける。朝日の出るのが見える所に連れていってやるとのこと。れいこさん行こうと言っている。昨日ガイドしてくれた人が日本語で声を掛けてくる人には注意して下さいと言ってたが大丈夫?と言うとれいこさんは以前来た時にも声をかけてきたおじさんで少し離れたところでお土産屋をやっている人で初対面ではないとのこと。連れってくれても店には寄らないわよ!と念を押してついて行く。寺院に入るには右に曲がるところを直進する。
 
 朝日に輝くマハーボディー寺院の大塔
 
菩提樹のところは早朝から大勢の人
途中で屋敷の門の小さい扉をくぐり、マハラジャの末裔が住むという大きな家の庭先に近い感じのところを歩くと5分足らずで(6:50)ナイランジャラー川に着く、昨日行った前正覚山の方にすでに朝日が上っている。朝日を撮影し川の砂を少し拾う。寺院にもどり靴を脱いで、カメラフィー20ルピー払い中へ進む、この時間でも人は多い。昨日は日陰になっていた大塔の正面が朝日に照らされている。改めて大塔を正面から撮影。お目当ての菩提樹のところに行くが既に大勢の人がお参り中で落ちた葉っぱなど一枚もない。周りをウロウロして比較的きれいな菩提樹の実を一個拾う。周りにいる人はチャンスがあれば落ち葉を手に入れようという人が多いようだ。少し離れところに一枚落ちてきたが近くにいた人がすぐに拾ってしまう。柵の中には何枚か落ちている。近くに箒があったので掃除する人にゼスチャーで貸してくれと伝え(たつもり)て箒の柄で柵の中の落ち葉を取ろうとすると制止されて箒取り上げてしまわれる。未練そうに柵の中を見ていると中を掃除する坊さんが出てくる、柵の周りにいた人、数人が一斉に手を差し出すが相手にしてもらえない。まだどこかに落ちていないか未練がましく見ていると先ほど箒を取り上げた人が(枯れかかった)一枚の落ち葉を渡してくれる。葉っぱを欲しがっている気持ちが通じたようだ。有難くいただき、こっそりと10ルピー渡して北側へまわる。北側では五体投地の人がもう来ていて準備中、もう始めている人もいる、大塔正面に近いところで昨日我々が帰る時にも五体投地していた若い尼僧が今朝ももう始めている。

帰りは歩いて帰る、バングラデシュ寺のすぐ先を左折することさえ間違わなければホテルスジャータへは迷うことなく帰れる。20分の歩行で8:00ホテル着。8:07〜朝食、今日も味噌汁、お粥が美味しい。9:13〜昨日のガイドさんの案内で、歩いてすぐ近くの印度山日本寺(英語表記:INDOSAN NIPPONJI)へ行く、ここには寺院の他に無料で子供に教育をしている菩提樹学園という幼稚園と病院がある。本堂にお参りして10分ほどの滞在でもどる。ブッダガヤには日本のお寺が4寺あるそうだ。中には鎌倉の大仏と同じ位に大きい大仏さんの座ったお寺もある。(このお寺は訪問していないが道路から見える)
 
 ブッダガヤ 日本のお寺の大仏
昨日お邪魔したホテルのオーナーの家にも寄る、昨日われわれがお邪魔した時のこと京都に連絡し話したことを妹さんがれいこさんに報告している。昨日とは違う幼児が二人いる。(小生には関係はわからないがれいこさんにこの子たちを会わせたかったのかも?)

今度は車でラフルさんがやっている学校へ行く。10分ほどで着く。田んぼの中にぽつんと学校はある,白い高い塀に囲まれたコンクリートの平屋(前正覚山の時に見たのとほぼ同じ)の建物。連絡してあったのか塀の外に若い女性が一人いる。この人が先生のようだ。皆を迎えて塀の中に入る、なっちゃんが(代表して?)日本から持ってきた文房具いろいろをを校庭で先生に説明しながら渡す。若い先生はうなずくだけで表情殆ど変えないで受け取る。うれしくないのかと思うくらいの表情だがガイドさんによるとすごい喜んでいたとのこと。ひょっとするとこの先生新卒の先生かも。小生との会話”Are you teacher ?” ”Yes I am teacher ”だった。教室にも入れてくれる。われわれが訪問した時登校していた生徒は11人、コンクリートの土間に布を敷いただけで座っている。机はない、自分の前に石板を置いている子、包みを置いている子、何も置いてない子とさまざま。
教壇はなく前には先生用の粗末なプラスチック製の椅子がある。椅子の近く、教室の隅に物置がわりの小さい机がある。黒板にはアルファベットの教育中か Z:zoo,Y:yak X:max R:rat S:sun T:toy という感じでA〜Zまで書いてある。まだ授業前という感じ、外に出ると田んぼの中の細い道を4人の子が登校中。
 
学校の生徒たち
 
村の商店。ここの奥の店で紅茶を買う
 
托鉢僧 
学校滞在は10:05〜10:15の10分程。車で5分ほど走り集落の中の店に寄る、紅茶はこの店がいいらしい。確かにいろいろ置いてある。小生はここで小さい箱入りのチャイ、茶葉が4種(DARJEELING, ASSAM, NILGIRI, GREEN)小さい4つの箱に入ったもの買う。知人へのお土産も紅茶にするつもりだが、もっと種類があるであろうデリーで買うつもりでここではあまり買わない。ここの店にもいろいろあるので全員何かを買った(はず)。買い物15分、そこからちょっと走り、マハーボディー寺院近くの(=ホテル近く)バザールへ。托鉢の僧の列も見える。女性たちはここではインドの何かが刺繍してある布のショルダーバッグというのか?、ポシェットの大きいというのか?を買う。ここでも買い物に熱が入り30分以上の選択&迷い(失礼!)ここからは歩いて10分ちょっとでホテルに帰る(11:25ホテル着)部屋にもどり、これから飛行機に乗るので飛行機持ち込みに問題ないように荷物パッキングする。昨日からいろいろ見ていた数珠、ガイドしてくれた人の勧め(昨日から小生が数珠を見ていることをちゃんと覚えている)でホテルの売店で見る。黒檀の大きめのを買う。インドでうん千円の数珠は高級品と思って買う、一生使うつもり。故に誰にも買値言わな〜い。チェックアウト12:00なので11:50に荷物ロビーに出し、チェックアウト。12:35〜昼食、スパゲッティーが日本味で美味しい、フルーツの大きなザクロも甘くて美味しい。

13:22 車で出発、飛行場着13:38着。飛行場では建物に入る時からパスポートチェックあり。建物に入ると黄金に輝く大きな仏像があり「仏教の聖地のエアーポート」という雰囲気。チェックインしてチケット貰ってから係員が出てきて各自のチケットのシートナンバーをボールペンで消して”Free”と記入してまわる。説明ないので何故かわからない。14:15 セキュリティーチェック通過。セキュリティーチェック女性は時間かかる。男性の方のセキュリティーチェックの係員は愛想がいい、小生チェック後デジカメ等をポケットにもどしていると「お元気ですか」と日本語で声をかけてくれる。小生「はい。ありがとう」と日本語で言うと「どういたしまして」との日本語での答え。なんとなく楽しくなる。ガヤの飛行場は設備の割りに運行している便が少ないようで搭乗ゲートは1階に2ヶ所(1&2)2階に2ヶ所(3&4)あるが現在使っているのはNO2だけのようだ。15:55搭乗ゲート通過、出てすぐの所で待つ、5分ほど待って歩いて搭乗(徒歩約2分)、機内はガラガラ、フリーの意味解る。16:26離陸。16:35頃ビスケットとコーラでる。16:56川、畑、林見えるが暗くてはっきりとは見えない、太陽が飛行機の高さと同じで下は暗く電灯の明かりが見える、下は暮れているのだろう。17:00頃ビル街見える、17:04コルカタ着陸。17:20乗り換え口通過、荷物のコンベアーにわれらの荷物の一部が出ている。クンナさん、下ろさないで(=受け取らないで)と言って問い合わせてくれる。女性係員にクレームつけている感じ。このやり取りに20分くらいかかる。後で聞くと乗客を誤って国際線ターミナルに降ろした。荷物もそちらに出た。われらの荷物の何個かは間違ってここのコンベアーに乗った。その荷物を国内線に自分で運んで乗り換えてくれないか?と言ったのでクンナさんが抗議したとのこと。結局荷物は飛行機会社で積み換え、人間は歩いて国内線ターミナルに行くことになる。外はムッとした温かい風だが暑いというほどではない。国内線ターミナルまで徒歩5分。18:50〜国内線ターミナルでまたセキュリティーチェックあり、そこを通過し搭乗口へ、ここでまた荷物チェック、セキュリティーチェック済みの印が押されているタグがついていればそのまま通過するが、搭乗口通過後小さいショルダーバッグを出していると搭乗口で荷物チェックし、ショルダーバッグをまた元にもでして通過と手間がかかる。とにかくチェック済みの印のない荷物は絶対に機内に持ち込ませない!ということ。19:14 離陸、外は暗。サンドイッチ、ビスケット、カレー、ナン、200mlボトルの水の食事。19:57ブハネーシュワル空港に着陸、20:10荷物受け取り、20:22車へ、ファクナさんも迎えにきてくれている。荷物積み込み 22:30出発。車はクーラー使用中、温度低過ぎ途中で切ってもらうが、クーラーの温度の影響かいばらぎさん途中で青空トイレ(オシッコ)。22:07 プーリーのホテル サンタナに到着、花のレイをかけてくれての歓迎。すぐにホテルのレストランで食事、メインは白身の魚(タイの一種とのこと)の空揚げ、ビールはKINGFISHER、よく冷やしてあって美味しい、23:05食事終了。このホテルには”BAR”があるが今日は遅いので行かない。部屋には液体ベープがスイッチオンになっている、蚊がでるのだろう。、ここの電気プラグは220Vのインドタイプのみ、アダプター使用しないと日本のプラグ使えない。バスタブはない、ガス湯沸かしの温水シャワー。クーラー切って寝る。クーラーなしで涼しい。

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