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インド旅日記
第2日  (11月20日)
本日はマイクロバスでアグラ往復。タージ・マハル 観光
6:30からという朝食に6:30ジャストに行く。オープンしているがまだ料理が揃っていない。
基本的にはインド料理主体にオムレツやウインナーソーセージを加えたバイキング料理。5分もすると料理揃う。ナンにオムレツ、野菜カレー、焼きそばに近い麺など食べる。ティーはパックで4種ありクラシックというのをいただく。まぁ よく飲むことのある紅茶。ジュースはマンゴウとウオーターメロン。珍しいのでスイカのジュースを飲む。スイカの味は少しだが香りがいい。フルーツはマンゴウ、メロン、パイナップル。マンゴウが一番おいしいと思う。食事を終ってトイレ、本に書いてあった手で始末するのじゃないかと後始末(拭く、または洗うこと)に不安を持っていたがホテルのトイレは問題なし。日本のように座ったままスイッチを押すとノズルの方が動いてその部分を洗ってくれるという方式とは違うが、ホースの先に噴出口が付いているのをだいたいの見当をつけて洗いたい部分に向けといて取っ手を握ると水が噴き出すという方式。(これから後われわれが泊まったホテルは全てこの方式)この手動水洗の元栓をいっぱいに開けると水の勢いが強すぎて飛び散るので最初は少し開けて、水の勢いが足りない時に少しづつ開けて調節するのがコツ!蛇足ながらどうしても水が飛び散り便器を濡らすことがあるので便器を男性が立って小をする時のような状態にしてから洗うと次に使う時に問題なくなる。これインドで賢くなったことの一つです。このトイレのお陰で日本から持参したトイレットペーパー使うこと殆どありませんでした。

7:30集合だが少し早目にロビーに行き外に出て見る。外は深い霧で肌寒い、手持ちの温度計で16℃。昨日のミニバスの運転手さんはすでに来て待っている。外に出る時ドアーマンに”ナマステ〜”と挨拶する、初めてのヒンズー語が通じる。

7:40出発、クンナさん「今日はキリですね。キリのよいところで行きましょう」こんな調子でダジャレが出てくる。道路は混雑しており、クラクション鳴らしながらの追い抜きのバトルの繰り返し。30分ほど走ると町はずれという感じの道路になる。外は寒そうでセーターを着ている人もいる。道端の露店のバザールがあり多くの人で賑わっている。ここのバザールは衣類中心。外はキリ+ホコリで8時過ぎているのにうす暗い、道路沿いの家は途切れ途切れになり道路から少し離れたところに集落が見える。そういうところを10分も走ると小さな町にがありバザールがあり人が集まっている。
8:35キリが薄らぎ太陽が見えるが陽光は弱く眩しくない、しかし、晴れているのは確かだ。
9:10また町に入る、ここのバザールは果物や野菜の店が多く、人も多い。果物はバナナ、マンゴウ、リンゴ、オレンジ等が多いようだ。車はデリーの町中のようなことはないが、途切れることは無く、追い越しのバトルは続いている。
クンナさんの説明:
1)デリーは交通の妨げになるのでメインの道路では牛を規制している。言われて見ると昨日からのクラクションの洪水の道路では牛を殆ど見かけない。
 (極たま〜に あ!牛が見える。という感じ)
2)インドの標識は州ごとに違う。即ちヒンズー語、英語、そしてその州の言語の3つが書いてあるので州ごと違うことになるのだそうだ。

9:15 ガソリンスタンドでガソリン入れる。インドのガソリン価格は110〜120円/リットル程度とのこと。観察も兼ねてガソリンスタンドのトイレを使う。
超満員のオート力車、乗客10名
インド式トイレだが汚れもなく問題ない。ファクナさんの説明によるとインドの免許書き換え(更新)は20年に一度とのこと。免許を持っている人が多く
3年や5年に一度更新していたら混雑し時間がかかるという事情もあるが、なによりも実力の無い人は運転しない(できない)ということで20年となっている。みんなが「へ〜」というとクンナさんすかさず、”こういうかんじ、かんじで書いておいて下さい。と言う。このころキリが薄らぎ太陽が少し眩しくなるが、20分も走るとまたきりが濃くなる。実は先ほどからキリが深い状態でタージ・マハルに着いたらあの白い建物がキリに埋没してしまってはっきり見えないだろうと心配しながら外を見つめていたのだ。道路沿いにブーゲンビリアの花が見える。ユーカリの並木の中も走る。道路は相変わらずトラック、バス、乗用車、オート力車、オートバイがひしめいている。どうも流れがよくない主因はオート力車にあることがわかってきた。人の乗り降りで道の端に止まる。発車すると流れの隙間に(日本人の感覚では)強引に割り込んでくる。その上定員オーバーでスピードは出ない。そういう力車を追い越そうとして無理な車線(はっきりしたものはないが)変更を繰り返すバトルの連続という現象。

10:55 ちょっとした駐車場に車止めてドライバー降りて携帯でなにやら連絡。この時間になるとキリもなくなり、太陽がまぶしく気温もあがってくる。バスのところに見せ物のサルを連れた少年がやってくる。やたらと飾りの多いネックレスの大きいのを持った土産物売りのおじさんも来てバスの窓をたたいて何やら言っている。サルはサルと写真を写してモデル代を稼ごうということらしい。トラの縞模様のような格好のサルもいる。客の関心をひくために染めているのだそうだ。。このあたりレストランがポツポツとあるくらいなのに商売になるのだろうか。アグラがもう近いためかと思って聞くとまだ1時間30分はかかるとのこと。アグラに行く人の休憩ドライブインの駐車場で商売しているのか?ようわからない。

10分ほど駐車して発車、5分ほど走りnew GANGOUR HOTEL という所の駐車場にはいる。2階建てで1階は土産物等の売店、2階が客室という感じ。1階の別棟がレストラン。レストランの反対側に独立した建物でトイレがある。アグラまでまだ時間かかるのでここで昼食にするとのこと。まずトイレへ、きれいに掃除されていて問題ない。用を済ませて出る時に入口に立っている人が10ルピー札を見せて”払え”という感じだが、インドに来てまだ買い物をしていない。ルピーはれいこさんが事前に両替してくれていて関空で受け取った6200ルピー(=1万円)あるが100ルピーが最も小額、100ルピーは払えないので”ごめん”という感じで片手をあげて出てくる。おじさんなにも言わないで通してくれる。昼食はタンドリーチキン、野菜カレー、チキンカレー、チキンバター、ナン、という献立。いずれも美味しくいただく。昼食後、小銭をつくるべく売店へ。みなさん同じことを考えているようで売店混雑している。小生は30ルピーのロッテのキャンディを買い、50ルピー札と10ルピー札2枚を受け取る。50ルピー札を出して10ルピー札に変えてくれと言うが断られる。キャンデイはロッテがインドに進出していてインドで生産しているものだった。

14:10イスラムの大きな廟のあるところ通過。14:50 やっと着きましたタージ・マハルの入り口。入場する時荷物検査があるので荷物はなるべくバスに置いておくようにと説明あり、小生はデジカメだけ持つ。ここでバスを降りて電気自動車やサイクル力車、あるいは歩いてWest gateに向かうことになる。とにかく大混雑、われらは電気自動車でここのガイドさんと共にゲートに行く。乗車時間約5分でチケット売り場到着。まずチケット売り場大行列。われらはかなりはやくチケット買ってきてくれる。high value チケットを買ってくれたのだ。入場の列がhigh value.女性。一般(=表示なし)になっている。一般は長〜い行列だがわれらの列は空いてすぐゲート通過。門のすぐ近くで荷物チェック。ここも男性と女性は別になっていて女性は囲いの中で検査、荷物を持っている人の荷物は開けて中をけっこう厳重に検査している。何もない小生は5分足らずの待ちで通過(全員通過は10分ほどかかる)少し歩いて正面の門の前に着く。この門の上には22の白い塔があり、この数はタージ・マハルの建設に22年を要したことを表しているとのこと。

15:20頃タージ・マハルのあの白い建物(廟)正面の門を通過、やっとというか、とうとうというかとにかく憧れのあの白い、大きな、きれいな建物が眼前に姿を現す!
この門の向こうにあの白い建物
 
 門を出たところから
 
 少し近づいて
 
 ここに立って写真うつしたかった

とにかく写真写す。それにしてもすごい人。建物が正面になる撮影ポイントは記念写真うつす人で大混雑。

15:30全員で記念写真用のベンチのおいてあるところで(ここのカメラマンによる)記念写真撮影。写真写す時に片手を揚げて親指と人差し指でものをつまむポーズでうつしている人が多い。カメラのアングルであの建物の塔の先端をつまんだようにうつるのだそうだ。とにかくこのポーズおお流行りだ。更に進んで四隅にミナレットのあるテラスに上がるため(土足はだめで)靴を預ける、ここがまた大混雑で8人分を預けて進む時小生とあと二人がちょっと遅れ、前の人を見失い、靴預け場所のすぐ先で右に進むところを左に進んでしまう。随分進むと大勢の人は建物と反対に行く(即ち出口に向かう)、その先でテラスに上がろうとすると警備の人に another side!と言われて慌てて引き返す(汗)テラスの右サイドで待っていたみなさんに合流する。この間10分?ほどロス。建物をほぼ一周した後に正面から棺の安置された内部に入る。棺の安置されたところを一周して16:45入ったところ=靴を預けたところ)に出てくる。
(出入りの通路はセパレートされている)ここからまた写真撮影しながら正面の門の回廊のところに17:00にもどる。(蛇足:ここでトイレにいく、男性の方は問題ないが、女性の方は数が少ないこともあり待ち時間長い。本日は約15分だった。ツアーで集合時間決められている時には注意が必要。もちろんトイレはここ以外にもある。)正面の門を出たところで記念写真受け取り(一人:100ルピー)。

17:35 West gateにもどる。帰りは(小さなエンジンのついた)サイクル力車に乗る。エンジンが小さく3人乗っただけなのに最初の坂は自転車に乗らず押して上がる。坂をほぼ上がりきったところで自転車に乗り本来のサイクル力車になる。7分ほどで車の待つ入口に着く。ここも迎えの車で大混雑、迎えの車すぐには近づけないようで10分強待って乗車する、発車してすぐ土産物屋へに寄る、なんとここの人があのタージ・マハルのガイドさんだった。ここで象の彫り物とタージ・マハルを描いた小さい螺鈿細工(もどき?)を買う。約束なのかもう1軒の土産物屋(こちらは衣類中心)によるがこちらではだれも買わない。2軒合わせて25分ほどの滞在。

18:28レストランへ、デリー帰着は深夜になるのでここで食事してすませておこうということ。タンドリーチキン、生チーズ、野菜カレー、グリーンピースカレー。インド初のビールはインド産 KINGFISHER アルコール5% 冷やしてあり、タンドリーチキンのツマミがよく合って美味しい。これ以外のビールは?と言うと次はKINGFISHER EXTRA STRONNG 8% こちらの方が少し甘みがあるが小生にとっては味は大差なし。(ファクナさんによると日本の若い人には5%の方がうまいと人気があるとのこと)KINGFISHERグループは国際線もある航空会社も持つ大企業とのこと。以後インドでは(バナーラスの2日を除いて)この2種のビールばっかりだった。

19:40食事終了。朝来た道をデリーへ向かう。この時間では道路の混み具合は朝とあまり変わらない。昨夜睡眠時間が短かったのとビールの酔いでかなりの間眠る。23:00トイレ休憩でHARI KRISHAN DHABAで停車。トイレのついでにクンナさんと一緒にいた小生を含む4人はチャイを飲む。外は寒いくらいなのでショウガ味の温かいチャイが美味しい。(DHABA=ダーバ とは屋台のこと)ここからは朝よりはずっとスムースに走れる。1:15ホテルにもどる。車の走行時間(食事や休憩時間を除く)行きが6時間、帰り5,5時間であった。デリー〜アグラ約200kmとのことなので平均時速35kmという感じである。靴が小さくなった感じ=足がむくんでいる。それだけ昨日関空出てから今日のこの時間まで横になった時間が短いということ。カメラ充電しておいて2時就寝。

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