本日は博物館で楼蘭の美女に会った後、北京へ。７：３０起床、快晴。８：１５〜２４Fの展望レストランで朝食この時間だとオーダーでの卵料理もある。F夫妻と同席、日本からの梅干をご馳走になる。ふりかけ、醤油、梅干等がありがたい。１０：３５出発、１０：４５ ２００６年に完成した新築の新疆博物館到着。２階建ての近代的な巨大な建物。（写真（５１））
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| 写真（５１） 新築の新疆博物館 |
博物館のガイドの呉さんが日本語で説明してくれる。入ってすぐに新疆の巨大な地図模型、ここで新疆の説明がある。１階では少数民族ー１３民族ーの男女のマネキンに民族衣装を着せて展示してあるところを回り各民族の説明がある。マネキンの顔は各民族の特徴を出してある。キルギスのパオも展示されている。タクラマカン沙漠から運んだ砂と植物の上を覆っている大きなガラス板の上を歩いて、旧石器時代の出土品の展示室へ、新石器時代、青銅器時代と時代ごとの出土品が展示されている。キジル千佛洞３8窟の壁画の模写、ミーランの有翼天使の写真、トルファン アスターナ古墳出土の陶器のラクダ等も展示されている。とにかく広い。2階のメインはミイラ、入口のところ、即ち最初に楼蘭の美女が展示されている。身体についていたシラミもミイラになって残っているという、ロマンチックでない説明もある。2005年のNHKの新シルクロードで放送された「小河墓地」の棺の模型もある。１２：００まで説明を聞きながら見学。説明の最後は余剰の展示品の販売の話で、順路として販売している場所にはいるようになっている。ここには学芸員兼販売人というかたちのひとがたくさん居て、日本語でいろいろ説明してくれる。展示品の余り以外絨毯や翡翠等も売っている。フリータイムを利用して2階の他の場所にも行ってみる。さっきとは別に完全なお土産屋もある掛け軸、玉、スカーフ、薬ーーーいろいろあり広いスペースの大きな店である。それ以外に革命歴史館もある、なぜか銃器の展示が多く、毛沢東や周恩来の写真もある。毛沢東にお礼を言うためにホータンから北京までロバ車で行ったというトルバンさんが毛沢東と握手している大きな写真もある。１２：４３出発、１２：５０レストラン到着、昼食。ビールは新疆ビール＜冰世紀＞アルコール４％よく冷やしてあり、美味しい1本追加、10元。大きな魚の煮付けでは食べやすいように骨をとってくれたので食べてみるがやはり小骨は残っている。臭いもあるので小生は一口でやめる。１４：００出発 バザールへ。観光客よりもウルムチの人が日常使う食材（野菜、肉、魚 香料、等）の市場。Iさんと皮付きでない松の実を探すため燕さんに「皮無、松実」と書いた紙をみせると、”松子”が正しいとのこと。彼女が「皮付きでない松子あるか？」「いくら？」という意味の中国語書いてくれたのでこれを持って店に行く。1軒目は「没有」、2軒目でどっかほかの店に行ってもってきてくれる。１００ｇ、23元ーー20元にするよう書いてみるが全然値引きなし。１００ｇ390円は高いが１００ｇだけ買う。松の実を「松子」とかくとは気がつきませんでした。野菜で「節のある大根」という感じのものがあり（去年ゴルムトで見てから知りたかったもの）燕さんに名前を聞くと”レンタツ”だそうだ、たいしたことではないが、引っかかっていたものがとれた感じですうっとする。白菜が細いのもめずらしい。（写真（５２））
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| 写真（５２） レンタツと小白菜（袋の中に４コ入っている） |
１４：５７発、１５：２０ウルムチ空港到着、バスの中で燕さん日本語と中国語の歌を歌ってくれました。日本に行きたいそして京都を訪ねたいと言っていた燕さん、是非希望を実現してください。１４日間お世話になりました 謝謝！１５：４０〜機内持込荷物検査、5分もかからず終了、搭乗口近辺喫茶店や土産物の店あるが、ベンチに座って休む。１６：５５機内へ、１７：１５ほぼ定刻に離陸。通路側なので下の景色は殆ど見えない。１８：００頃 飲み物ー燕京ビール飲む、続いてビーフ付きのヌードル、パン、パイナップル、干しナツメの食事。１８：４３ 左遠くに雪山見える、祁連山脈か？２０：３８北京空港着陸、２０：５８ 荷物受け取り場所到着、２１：１９全員荷物受け取り完了。北京のガイドの董さんが迎えてくれる。道路３回渡って駐車場へ、２１：５５レストランに着く、北京料理の夕食。ビールは北京ビール＜純生＞アルコール３，６％、さすが北京温度はちょうどよい、値段も高く３０元、２本飲む。２２：５０ 四つ星ホテル「広西大夏」に到着、バスタブ、１１０V電源、冷蔵庫あり。洗面所の流しはタライの形、どうぞ洗濯をという感じで洗濯用の粉石けんも置いてある。２４：３０クーラースイッチ入れたまま寝る。
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