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シルクロード、カラホトとゴビ砂漠紀行
第9日  (8月5日)

魏晋壁画墓、嘉峪関、懸壁長城観光。夜行寝台列車に乗車蘭州へ   (車中泊)
 本日は嘉峪関近辺観光後、夜行寝台列車で蘭州にむかう。7:15より朝食。バイキング、種類たくさん。フルーツには”すもも”もある。酸っぱくて子供の頃食べたすももを思い出す。7:40外へ。ホテルの前のロータリーでホテルをバックにシャッター押してもらう。たのんだ紳士は(顔が陰に入るのでーーということだと思う)もっとこっちに来るようにとジェスチャーで示してくれる。9:35バス出発。昨日までのガイドの朱さん(列車に乗るのはこれからなのだろう)見送ってくれる。まず”魏晋壁画墓”へ。酒泉製鉄所の周りをはしって行く。大きい工場だ。合理化したがそれでも2万人が働いている、給料もこのあたりでは高く、約1000元/月(西安でも平均では800元)だとのこと。9:45遠くに雪の祁連山見える。10:00チケット売り場。去年も行った壁画墓の入口の建物が見える。10:05〜2組に分かれて見学。小生は二組目。待つ間土産物売っているところ覗く(小生は何も買わない)。去年原っぱに向かって(お墓に向かって)用をたしたのはよくなかったムードだったので今年は少し離れたところにあるトイレにいっておく。まぁ問題ない。30分程で交代、中へ。地下14m、涼しい=14℃(去年の記録では13℃)壁画は鮮明(のまま)できっちりと保存されている。われらの組は出る途中で中国の12人の団体とすれ違う。11:20出発、レストランへ。途中柳並木の道路で写真ストップ。11:55レストラン着。ビールは西凉ビール(アルコール3,6%)、午後万里の長城 1時間近く歩く(登る)とのことなので追加(10元)はせず。13:10まで。10分で嘉峪関着。昨年と同じ順路で見学。中国の団体観光客多い。いい場所でポーズとっての写真撮影、入れ替わり立ち替わり多くて長い。なかなか順番がこない。
 嘉峪関から南へ延びる万里の長城
あの上まで 上る
嘉峪関に延びる長城---右にカーブしている茶色のスジ
上の砦からの風景
右奥の雲との境目あたりのミドリが酒泉か?

 今年は時間あるので一番奥の城外にある”天下雄関”の碑まで行く。続いて関内の嘉峪関長城博物館へ(約10分)歩いて行く、15:25着。ここには魏晋壁画墓の副葬品や時代別に色を変えてあるシルクロードや万里の長城の地図がある。この地図の写真写したいが撮影禁止。残念! 16:05まで。16:10出発、15分で懸壁長城に着く。”わぁあそこまで上るの?”というほど高いところに砦のようなものが見える。

 1時間15分後にはここに集合ということで各自のペースで16:30スタート。中国のお客さんも多い。炎天下日傘をさして上っているおばちゃんも。立ち止まって写真撮ってもらっているとシャッター押しをたのんだ添乗員さんこのおばちゃんの日傘の一撃をくらう。”痛い!!”と言うも、”ゴメン!”の雰囲気全然なし。仲間と大声でしゃべりながら無視して歩いて行ってしまう。このツアーの人達はお元気。早い人は20分足らずで、ゆっくりの人も30分程で一番高いところの砦に到着。砦からの眺望はすばらしい。上ってきた方向右側遠くに嘉峪関、長城はカーブしてそちらにずうっと延びている。

 そのすぐ左、嘉峪関の町のむこうには雪を被った祁連の山々があるはずだが、残念ながら雲の中。町のあたりから左に緑の帯が続く、そのベルトの中に酒泉の町があるはず。さらにその左は左が少し高くなっている、どこまでも続くゴビ。昨日はあのゴビのどこかを緑の帯の方へ下ってきたのだろう。下りは長城ではない道を長城を見ながら下りる。17:30駐車場。17:40出発、20分でレストランに着く。ビールは夕べと同じ黄河ビール。やはりこれは美味しい、10元1本追加。19:05レストラン出発。25分で嘉峪関駅に到着。途中から晴れてきて万年雪の祁連山脈が見える。

 駅についてから手荷物検査を受けて待合室にはいる。(スーツケースは旅行社でまとめて(同じ列車で)送ってくれる。)さっそく列車での宴会用のワイン捜す。駅にある売店3軒すべて行くが、ワインはない、ビールも冷やしたのはない。焼酎があるアルコール% 50、150ml 1本(5元)買う。20:28 10分おくれて658号列車、嘉峪関出発。(銀川へ帰る朱さんはまだ車中なんだなぁ。とフト思う。)われらは7号車。入ってすぐトイレ、続いて蛇口の四つ(だった?)ある洗面室、次ぎが乗務員室(女性の乗務員が詰めている。)次から上下2段のベットがむかい合った1室4ベッドのコンパートメント、われらが1〜4室を使う。私は1号室。ここの4人中3人はお酒好き人間。車内販売のビール<金黄河 アルコール3,6% 4元/本>、(やはり冷えたのはないーー例の”非常冰”の文字見せると”メイヨウ(没有)!”これは小生にもわかる)さっそく買い(正確にはI.Kさんに買ってもらって)、添乗員さんから紙コップもらい、カンパーイ! 50度の焼酎も飲む。小生水割りだがストレートで飲む人も。おつまみもちゃんと出る。小生、ビールは嘉峪関博物館の売店で買っておいたキンキンに凍った水の残りの氷で冷やして飲む。ビール瓶からペットボトルにビールを移し氷で冷やしコップに注ぐわけです。そのうち他の部屋の人も顔を出し、盛り上がる。横浜の女性グループは昼間買っておいたというワイン持参で参加してくれる。(ワインの栓抜きもちゃんと準備してーーというありがたさ。中国ではワインどこにでもおいているというわけではないのでワインの栓抜きは貴重なのです。)隣りの部屋から60度の焼酎持参の参加もある。入れ替わり立ち替わりに殆どの人が参加し盛り上がる。22:50 ワイン1本、焼酎150ml 2本、ビール4本の宴会終了、1号室スナック閉店。列車は走り続けている、張掖を過ぎたあたり(のはず)。おやすみなさい。 
駅の近くで見えた祁連山脈の万年雪

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