home

程表・ルートマップへ


前の日へ

シルクロード 天空の道
 第15日  (8月9日)

ウルムチ8:30発。北京乗り継ぎ成田へ
 5:15 起床、昨夜はクーラー効き過ぎて寒いので途中できる。2:00頃なぜか雷のような音がしてテレビのスイッチがはいるというハプニングもある。(TVのスイッチは殆どの部屋でおこったと朝皆で話す)6:25〜朝食、最上階の回転レストランにいく。バイキングの料理の種類、今年の方が多い、お客さん増えたのだろうか。7:00集合、快晴、外はさわやか、まだ日はのぼっていない。部屋のチェックに10分かかり7:10チェックアウト完了、すぐ出発。7:20頃日の出。

 バスの中で王さん(曲はウイグル、歌詞はカザフという)歌のサービス。7:20分過ぎから道路沿いの並木の下でブドウ売っている、中には桃もある、この店が続く、少なくとも1kmは続いていただろう。7:30飛行場着、ここで問題発生。荷物(スーツケース)は他の車で運び先に手続きすませたのだが、全員分でトータル28kgオーバーで料金を請求されているとのこと。各自の責任で払うとしてもだれのがいくらオーバーしたか不明で個人別に負担することできない。添乗員さんと王さんカウンターに行ったり、荷物の手続きをした人をいれて相談したりして結局王さんの旅行社負担ということで決着。王さん途中からこのツアー赤字だと言っていたそうだが、また赤字が増えたようだ。ここのバンドル屋も結構繁盛している。売店に昨夜いただいた”座布団桃”売っている。10個で80元、1個8元(約120円)はこちらの物価を考えると非常に高い。8:00チケット受け取り、機内持込荷物の検査、これは非常にスムースに済み、かなり歩いて、8:12には機内へ。小さい(座席22列)飛行機満席。8:40離陸。8:47左にボゴタ山みえるが逆光で暗い、
機中からのボゴタ山
 下は岩山と水の流れた跡のあるゴビ。5分後ボゴタ山に連なる雪の峰に残る山遠くなる。8:55山見えなくなる、下は黒い岩とゴビ、草木のない世界。9:00ごろから雲でてきて下は見えなくなる。9:10 飲み物、ビールもあるがオーダーした人にきくと冷えていないとのこと(+昨夜飲み過ぎ)で、アップルジュースをいただく。9:25〜晴れて下見える。岩、ゴビ、水の流れた跡、時に道路も。岩が主体だったりゴビの部分が多かったりだがみどりは見えない。9:31食事、パン 2ヶ、八宝菜(にちかいもの)をかけたご飯、鶏肉、ハミウリ、ザーサイ。10:00ごろ袋入りのナッツ(これって順序逆でない?)下はゴビ、岩山(このあたりは白っぽい)、またゴビの繰り返し。時にオアシス、まっすぐなアスファルト道路もみえる。9:54ダム その下流におおきな緑。9:57蛇行した川、流域に点点とみどり。10:07砂の沙漠。何分間も続く。10:18〜また雲の中、一時切れ間あるも北京近くまで殆ど雲の中、11:40下に小さい飛行場見える。着陸直前にはゴルフ場みえる。11:52着陸。飛行場は霞みか、スモッグかすっきりと見えない。12:00ゲートを出、12:24荷物受け取り、北京に着いた時に世話をしてくれたウルムチ出身の女性が待っている。飛行場内のレストランで昼食。スーツケースを押してレストランへ。12:40レストラン着、ビールは燕京ビール”純生”北京産、4,0% ただしコップ1パイだけのサービス。よく冷えていて美味しい。Kさんと二人で1本だけ追加 20元。スーツケース重量オーバーの時に料金請求されたら各自で支払うことも想定し、各自でチェックインすることになる。オーバー心配で一部を機内持込荷物にまわす人も。小生の荷物最初に出た数字は22kg‐‐21kgで落ち着く、何も言われずパス。14:30終了(結局北京ではだれも重量オーバー言われなかった。ウルムチがうるさかったのだ。飛行機が小型のため?と勝手に理由つける)北京の飛行場は広い、トイレが見当たらないので案内所に”洗手間”の文字を示すとすぐ、「Hカウンター」とトイレ近くのカウンターを教えてくれる。14:46〜出国手続きにならぶ10人以上の行列、出国手続きとセキュリティーチェックに10分かかる。免税売店大きく、品物も多い。Old Parを買う人も。小生はゴディバを買う。ここには食堂もあり、アサヒスーパードライも日本食もある。(食べていないので味はわかりませんです。)17:00までひたすら待つ。

 17:10搭乗、17:40離陸やっと今日中に日本に着く!添乗員さんがさかんに心配していたが、この便は(成田空港が23時までしか着陸できない関係で)2時間遅れると飛ばないのだ。まぁ1時間以上の余裕で飛んだのでめでたし、めでたし。18:10飲み物 今度はビールを飲む 355mlの缶入り 燕京ビールすこし冷やしてある。食事にはソバもついている。ビールもう1缶と赤ワインもいただき19:30食事終了。ここで時計を1時間すすめて日本時間に合わす。21:45着陸、22:02シャトル、22:09入国、すぐ荷物受け取り、22:15ABCでスーツケース発送。22:20ホテルのバスに乗車。22:30ホテル着 とスムースにすすみ、この旅も終わる。天空の道と西域南道をはしること3700kmの壮大な旅でした。

旅を終わって。
1)時刻を分単位で細々と書きましたが、それだけ正確ということではありません。持っていた時計がデジタルなのでチラッと見た時の数字を書いたものなのです。
2)このツアーでは途中ほかのグループに殆ど会わなかった。青海湖からカシュガルの間(ホテルは別として)観光地で出会ったのは、熱水墓群の日本人グループ、チャルチェンの地主荘園のイタリア人グループ、それにマリクワト古城跡の日本人グループ、カラクリ湖での韓国人グループくらいしか記憶にない。それだけ訪れる人の少ないところなのだと思う。
3)今回で西域南道のニヤ〜米蘭間も走破した。道路上から楼蘭が消えた今、敦煌から楼蘭を通ってチャルクリクへの道はなく、コルラから楼蘭を経由してチャルクリクへの道もない、という状況では西域南道もほぼ走破したことになると思っている。それにしても2002年にカシュガルからニヤまでの西域南道を走った時にはそれから先の道はとてもとてもという感じだったが、4年間で立派な道路になったものです。
4)ゴルムトから花土溝への新315号線工事への凄まじい人の投入、タクラマカン沙漠への二つの新しい道路建設、いずれも石油がらみの道路だと思うがすごい勢いの開発です。
5)そして最後にKさんありがとうございました。いい飲み相手に恵まれ、より充実した旅になりました。その他のみなさんはしゃぎ過ぎてごめんなさい。添乗員さん前半ハプニングの連続の中本当によく頑張ってくれました。ありがとうございました。

このページのtopへ

 前の日へ

 日程表・ルートマップへ

home