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シルクロード   の旅
第13日(7月20日)
 トルファン発、ウルムチを通り天池へ。 午後、ウイグル自治区博物館。             ウルムチ泊


  本日はトルファンから天池に行き、その後ウルムチ市内観光。7:30〜朝食、ミルク飲む。牛乳ではなく羊の乳だそうだが、牛乳との違いわからない。食事後ホテルへの道路沿いにある店に水を買いに行く。店はまだ閉まっているが、店の中見える。土間に何か敷いて人が寝ている。4人連れで行ったので”あっ誰かいる!”とか”寝てる!”とか大きな声で話しているとおじさん起きてくる。無事に水を買う。ここでは1,5元。やはりスーパーは(昨日は1元)安い。8:30バス出発、今日もどんより、どうもこの時間まだ日の出前かもしれない。すぐに葡萄棚で写真ストップ。8:55(英文で)カレーズ パラダイスと書いたゲートのある所に寄る。ゴビの中に四角い盛り上がりがあり、この下にカレーズがあるという。近くまで行ってみるが、”蓋”をしてあり何も見えない。10分ほどでスタート。すばらしい道路だ。2001年にはまだ工事しているところもあったが、今は完全に出来ている。9:30右に行くとトルファン駅というところを通過。9:35右側に長い貨物列車見える。 
  
トルファン近くを走る長い列車
道路は広いゴビの平野の真中にあり、この頃から風が強い、バスが横に揺れている。大きな荷物を積んだトラックが何台も道路に設けられた駐車場に避難?している。即ち止まっている。バスの乗降口がガタガタするので陳さん身体で押さえている。横揺れがひどいのでゆっくり!とかスピード落とせ!とか、とにかく声があがる。バスはスピード落とすが少しは振られる。それほど風が強い。9:55小草湖SA通過。10:00ごろより両側に山がせまった川沿いの渓谷に入る。川の水が風で流れと逆方向に波立っている。10:20渓谷抜けてオアシスの点在する平野に出る。風は強そうだが、バスが横揺れするほどではない。10:35塩湖の手前の、隣りにお土産屋のあるガソリンスタンドでトイレストップ。トイレはお土産屋に寄る。ここの塩湖は40平方kmあり現在も塩を生産している工場がある。建物を見ると最近新しい工場を建てたようだ。ここの塩は塩分の外に硫酸ナトリュームという成分を含んでおり、これを分離するためにしっかりした工場が必要のようだ。ここの塩湖の塩の量は中国の人が200年食べれる量があるそうだ。11:20風力発電所ーー風車約180基ーー通過。11:40前方にウルムチの町のビル見えてくる。バスはウルムチの外れを走り抜け天池に向かう。12:10頃、黄色くひまわりの咲いた畑多い。12:20頃草地の丘に放牧のラクダ見える。12:35高速道出て、渓谷に入っていく。12:55川のほとりの大きなレストランに着く。バスが8台も止まっている。ここで昼食。外は涼しい、ビールは天山「ニスイニ水」(王さんが書いてくれた冷たいという意味の字)「口偏に卑」というビール(アルコール2,8% うすい)10元。涼しいのにここのはまたよく冷えている。その上2,8%なので水に近い感じで身体冷える。食べ物は問題ない。13:50レストラン出発。川沿いを上っていく。川の水は透き通っていてきれい。川沿いの林の中にカザフ族の人のゲルがたくさん見られる。14:15バスの駐車場、少し歩いてリフト乗り場へ行く。このあたり肌寒い。14:25〜順次リフトに乗る。リフトに乗っている時間は15分ほどだが、リフトから見る中国のスイスと言われる(とガイドさんのいう)山の景色がきれい。確かに点点と白い放牧のヤギ、緑の草、トウヒ、松、桧等の針葉樹そして岩の組み合わせは高山の雰囲気が漂う。 
 
天池へのリフトから見た山
天池、この奥に万年雪のボゴタ峰がある(はず)
リフトの上の駅から15分ほど歩き(トロッコ式の車もあるが)天池に着く。肌寒いので少し歩くくらいの方が暖まっていい。途中にはお土産屋さんや露店もある。露店では有名な&貴重な高山植物も売っている。天池は万年雪に覆われたボゴタ峰(5445m)の中腹、海抜1980mにある、南北3400m、東西1500mもある大きな湖。湖の奥にボゴタ峰があるはずだが、今日は雲の中で見えず。 
  船乗り場近くの”天山天池”と彫ってある大きな石碑の所は天池をバックに最高の記念撮影のスポット。観光客多く、順番待ちである。船で遊覧する、船の上は長袖でも少し寒い。湖畔に道教の大きなお寺が見える、が、やはりボゴタ峰が見えないと物足りない。16:00リフト乗り場にもどる。リフト乗り場の近くに巨大な展望所&売店&レストラン&ホテルという建物があるがクローズしているようだ。中国でもあるという倒産か?それにしても巨大な建物だ。16:45バス出発、来た道をウルムチに帰る。18:05新疆ウイグル自治区博物館着。博物館はまだ工事中、確か2005年完成と聞いた。この時間他のお客さん殆どいなく、貸切状態。まず、入口正面のニヤ遺跡の写真と出土品の説明、次に楼蘭の美女、続いて5歳の子供のミイラーーーと説明続く。今年はどこかに出展しているのか?ここの展示は10体とちょっと少ない。。(小生の記録では、2002年 13体、2003年 12体)でも説明は例年とほぼ同じ1時間弱。19:00博物館出る。まだわれわれがバスに行こうとしている間に扉閉めて、鍵かける。19:20バザールへ、出来たばかりのデパートのような建物の中で商売している。今までのバザールの雰囲気とは違い、デパートの中の名店街を思わせる。1階食料品、2階雑貨、3階衣料 という感じでフロアーで取り扱い品分けてある。小生1階食料品に行く。干し梅(実は杏?)、干しハミ瓜、を買う。19:50まで買い物。夕食へ。20:05レストラン着。ビールはnew新疆ビール(3,1%)6元 よく冷やしてあるが、やはりウスイ感じでちょっと物足りない。トルファン以来のビール 銘柄(名前)は変るが、会社はいずれも新疆ビール有限公司グループのもの。どうもここのビールはちょっとウスイ。21:25レストラン発、5分ほどでホテル着。

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