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シルクロード、カラホトとゴビ砂漠紀行
第1日  (7月28日)
成田09:45発(JAL609)〜西安13:25着 西安着後直ちにバスで淋県へ向かう  (彬県泊)
 愛媛に住む私にとって旅は二日目。昨日松山空港13:55発で出発。三宅島が見えたらと右側の席を確保。少し霞んではいるが遠くに噴煙か?雲をかぶったような島が見える。その向こうにもうひとつ島が見える。その先は海だけ。地図から推定するとこの雲をかぶった島が三宅島なのだろう。都内の孫のところに泊る。で、28日京成電鉄で6:58第2ターミナル着。3階で託送の荷物受け取り。カミソリをスーツケースに入れて再パッキングし、集合場所へ。7:20 JL609便のチケット受け取り、チェックインカウンターのならびから外れたMカウンターですぐチェックイン。まだ空いていて5分もかからないでチェックイン終了。景色の見える窓側の席を確保。西安の空港では両替できなく、途中の大都市の銀川のホテルも両替できるかどうかはっきりしない、もし銀川で両替できなければ、旅も終わりに近い8日目の嘉峪関まで両替できなくなるとの旅行社の話。15,67円/元と中国で両替するより円安のようだが、1万円両替。600元と598円のおつり。小額紙幣希望するがここでは50元が最低紙幣とのことで50元紙幣4枚いれてもらう。(因みにこの日のUSドルレートは115,26円/ドル)

 8:20再集合。今回のツアー参加者15名(男子7名。女子8名)どなたも旅のベテランらしい。とにかく落ち着いた人たちが今回のツアーの仲間のようだ。説明のあと添乗員さんにインターネットで見た旅日記によると銀川には中国銀行があり、両替できるはずだがと質問すると、確かにそうだが銀川で時間がとれる日が日曜日にあたるので銀行が利用できないのですということ。不安になりもう1万円両替する。機内持込荷物の検査丁寧で10近くならぶ。その上小生の荷物開いて再検査。どうやら小型の懐中電灯を取り出してチェックしたかったようだ。出国の方もならぶ。両方で結局20分近くかかった。やはり夏休みで出国者多いのだろう。搭乗口で係りの女性にコンピューターへ入力してもらってマイレージ登録。

 9:25機内へ。機内ガラガラ。最初となりの席にいた人も離陸前には席をかわってとなり空席。10:02離陸。3分ほどで海へ、長い砂浜続く、九十九里浜か?陸上へUターン、座席のモニターをフライト情報にセットし飛行情報(地図)と景色から場所を推定。10:20頃遠くに噴煙をあげる浅間山がみえる。つづいて雪のない大きな山は八ヶ岳か?10:30にはビールがでる。10:36福井近くから日本海へ、5分ほどで海だけの景色となる。10:50より食事。11:15にはビール2+白ワイン1の食事終了。この頃から雲の中の飛行。モニターでは韓国 浦項の手前。12:05雲うすくなり下が見える、海の上。12:45(モニターの画面から)天津の南の方から中国大陸へ。青い地面に茶色いところがあり、そこが町であり、村であるようだ。そのような風景が続く。13:10モニターでは機は保定と太原のの間を飛行中。13:45大きな茶色い川が見える。黄河であろうと勝手に決めて写真写す。

 14:15(現地時間13:15−−以後現地時間で記載。)西安空港着陸。あの柱のようなものに向かっての体温測定、健康カード提出→入国審査→荷物受け取り 中国入国ここまで着陸から25分間。早くなったものだ。(飛行機が空いていたせいもあるがーー)ここで今回のスルーガイドの”何(カ)”さんと会いバスへ。バスは35人乗りで丁度一人一シートでいける。13:50バスは淋県へ向け出発。最初少し狭い道を走り、312号線へ。14:54乾陵見えるところ通過。15:15ガソリンスタンドでトイレ休憩。15:36両側畑以外何も無いところでストップ。全然動かない。最初は事故かと思ったが、道路工事のための渋滞との情報はいる。これからが大変!ほんの少し進んでは停止、の繰り返し。渋滞に巻き込まれたバスからは乗客が降りて道端でWC.そのうち新聞、スナック菓子、ジュースやカップラーメンを売る人たちも現れる。中でもカップラーメンを売る人はケッサク!客がつくとカップラーメンの蓋を開け2種類のスープと乾燥した具の袋から中身を麺の上にのせポットからお湯を注ぎ、(3分間待つのですぞ!と言ったかどうか知らないがーーー)ここで料金を受け取ると商売終了!というかたち。スープや具の袋は商売できた場所の道にそのまま。

 どうもこの渋滞、道路の広さと運転マナーの両方から拡大されている感じ。道路の広さは片側2車線弱、即ち大型トラックやバスだけで四台並ぶと離合むつかしいが4台の中に普通乗用車2台入ればスイスイ走れるという感じの幅。対向車線の車がとぎれたりすると少し先の隙間に入り込むべく対向車線を走って隙間に入り込む。隙間に入り込む前に対向車が来ると隙間のあったところまで車をつめてもらい自分の車の入るところつくる。この間両車線ともストップ。これを性懲りもなく繰り返すのでよけい渋滞ひどくなる。19:00ごろ対向車線しばらく車途絶える。われらのバスを含め10台以上の車がチャンス!とばかりに対向車線を走る。百m以上稼げたところで対向車がきて各車隙間に押し込む。不幸にしてわれらのうしろのほうの乗用車が対向車線に取り残される。そこへ対向車線をパトカーがくる。バスの一番うしろの席の私はふりかえって成り行きを見つめる。パトカーはまず渋滞で止まっている車の間隔をつめ、かつ広い場所へ更に車列を増やす等時間をかけてこの車とパトカーの入り込む場所をつくるそして対向車線の車の通行を確保する。ここで対向車線を塞いだ車に違反切符をきったようだ。われらの車線の車は停まったまま動かないのでその不運な?車との距離も変らない。とにかく違反を問われた車のドライバーが警官にくいさがっているようだ。最初はタバコをだす。まわりを指差し”俺だけじゃないだろうに!”とでも言っているのか抗議している感じ。そのうちパトカーの中に首だけ突っ込み”ねぇ勘弁してよ!"と泣きを入れている感じも。ついにはポケットからなにやら(雰囲気からするとお札?)出しパトカーの人に渡そうとするが拒否される。そしてあきらめたのか自分の車にもどる。が、あきらめきれないのか今度は低姿勢でパトカーに話し掛ける。少なくとも30分近くねばる。凝視してた訳ではなくちらちらと言う感じだが見る方のこちらもしつこい!その間こちらのバスも全然動かない。30分近くも全く止まってしまったのはここだけだがとにかくちょっと進んでは止まり、ちょっと進んでは止まりを21:00ごろまでくりかえす。ガイドの何さんにしてもこんな渋滞ははじめてとのこと。このあたりでもめずらしいひどい渋滞だったようだ。

 ようやく21:45彬州賓館到着。すぐに夕食。ビールはかん(漢の略字=サンズイに又)斯ビールの”9°空間”アルコール3,6%。4元 よく冷えていておいしいがやはり少しうすい感じ。時間も遅く追加1本のみ。22:45食事終了、部屋へ。クーラーあるが冷蔵庫なし。部屋はきれいでまぁまぁだがハンガーは2ケしかなかった。本日の走行距離160km。最初の約2時間順調に走ったことを考えれば後半の約80kmに6時間近くを要したことになる。疲れた!シャワーしすぐに眠る。

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