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台湾の旅 (2006年11月21日〜26日)
  
今回の旅はツアー参加ではなく昭和30年代、日本に留学されていたRご夫妻の招待でその当時のクラブの同窓会を台湾で開こうということで実現したものです。同窓会の後、旅好きの仲間4人が残り阿里山、関子嶺温泉、九フン(ニンベンに分)を訪ねた。
第1日 11月21日 午前 日本(各)飛行場出発。
午後 桃園国際機場で合流。
    台北 忠烈祠、故宮博物院観光。夕食後台北101展望台。(台北泊)
第2日 11月22日 午前 台北市内観光。官庁街(車窓)観光、龍山寺、国立歴史博物館。
午後 淡水漁人碼頭、十三博物館見学。夜 会食。    (台北泊)
第3日 11月23日 午前 中正紀念堂 免税店。昼食後飛行場へ。
4人は台北駅 14:00発で嘉義へ。      (嘉義泊)
第4日 11月24日 朝 嘉義発のバスで阿里山へ、阿里山観光後森林鉄道で嘉義へ戻り、関子嶺温泉へ。
第5日 11月25日 嘉義駅 8:39発で台北駅へ。台北駅から端芳駅経由九フンヘ。観光後台北に戻る。
第6日 11月26日 午前自由行動、11:00チェックアウト。
成田組は15:00発 関空(一人)16:40発で帰国。
前日(11月20日)

 関空10:00発に搭乗するためには愛媛からは前日出発しなければならない。東予港 22:40発のフェリーで出発する。寒いので上着のしたに薄いセーターを着てのスタート。フェリーは空いていて4人使用の一等室に本日は小生一人。部屋のキーを一人で管理できるので荷物管理に気を使わなくて済む。
  
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第1日(11月21日)

 5:50 大阪南港着。5:52〜NHKの天気予報では(一等室はTVつき)台北の天気は21日 曇り、22日 雨、23日 曇り、とあまりよくない。 南港から関空へのバスは7:30発なのでゆっくりして、フェリー着岸し急ぐ人が下船してから(空いている)洗面所で洗顔。(フェリーは到着後8:00まで船内休憩できる)6:30〜船のレストランでバイキング方式の朝食。完熟南高梅と説明のある大きな梅干が美味しい。7:10下船。セーター着ていても外は寒い。7:20にはバス入線。7:30発、高速道問題なく、定刻より少し早く8:00には関空到着。バスは4階の出発ロビー前に着くので、チェックインカウンターは近い。
 8:10にはチェックイン終了。座席は航空券購入時に旅行社で予約してくれていたが、"本日はもっと良い席が準備できます。”ということで便によってはビジネス席に使っている席を指定してくれる。8:30〜荷物検査、出国手続き。10分かからずに終了。本日は混雑していないこともあり全てスムーズ。荷物検査はかなり丁寧に行っているが乗客も慣れてきたということだと思う。搭乗ゲート前の椅子で朝買った新聞を読んで過ごす。この間に「台北行き」の表示をバックに写真をうつしてもらう。海外旅行の時は当日の(両替の所に表示してある)為替レートを撮影、次に搭乗ゲートで自分を写してもらうことを原則としているのです。9:40機内へ。久しぶりのジャンボ機、しかし小生の席は2階ではない。10:25離陸、離陸はフィリピン航空の次。10:43遠くに岬が見える、室戸岬か? 10:47雲の上、どこまでも小さなモコモコのある白い雲が続いている。遠く雲の上、青い空の中飛行機雲と一機の飛行機が見える。関空を先に離陸したフィリピン航空だろうと勝手に推測する。10:50オカキのおつまみと飲み物。ビールは国産4社、キリン以外の3社のビールはいずれもプレミアムビール、小生はサントリープレミアムをチョイス。11:05〜食事。素麺がついているのがうれしい。小さいペットボトルの水はカナダ天然氷河水だ。これは本日午後の観光の時に飲むため、いただいておく。11:20雲がきれ、島が二つみえる。モニターのナビでは東シナ海に出たところ。しばらくは海の上、12:00頃から黒い雲の上。12:50雲きれる。12:57 大きな河、ゴルフ場やビルも見える。淡水の河口だ。飛行機は陸地を左に見ながら海上を進む、海には白波がたっている。12:07風力発電の風車(20基以上ある)の見えるあたりで反転し陸上へ。池や緑の多いところを飛び、13:05(現地時間ーー12:05)着陸。
 
 飛行場の天気はうす曇で雨の心配はなさそうだ。入国手続きで10分近くならぶ。NTドルへの両替を済ませて(関空では1NTドル4,05円だったがここでは1NT 3,70円とこちらの方が円高で日本で両替するより有利)12:40出口へ。台北の国際空港は第2ターミナルも完成し、名前も{中正国際空港」から「桃園国際空港」に変更になって大きくきれいになっていた。多くの人が迎えに来ており、たくさんたくさん名前や会社名を書いた紙を掲げている。われらのクラブ名を書いたものを見つけ手を挙げて合図するとプラカードを持った男性の近くに居た女性が柵の近くに来て左へ進むよう合図してくれる。柵のきれたところで女性が自己紹介、今回の台北観光、その後の延長分を手配してくれた「金さん」だとのこと。実は21〜23日の台北近郊の観光は招待してくれるRさんがこの旅行社に依頼したものであり、23〜26日(延長分)は同行するM君が東京の旅行社に依頼したらたまたま前半を担当した人と同じ人が手配することになったというまさに奇遇だったのです。 
 金さん{R先生が迎えにきています」とロビーの喫茶へ連れて行ってくれる。ここで11年前に(今回の旅の基になったクラブの創設者の)恩師のK先生の東京での受賞記念パーティーで会って以来のRさんに会う。彼は11年前のK先生の受賞記念パーティーにわざわざ台湾から夫婦で出席したのだった。席には広島空港からのK先生の令嬢のO夫妻がすでに到着していて談笑中。成田組が到着までの間4人で(日本語で)話す。やはり、K先生の思い出話が多い。先生は毎年1月4日に卒業した留学生やクラブの日本人(元学生)をご自宅に招待されてご馳走を(そしてご自身は飲めないお酒もたっぷりと)振舞われていました。令嬢にお子さんが誕生(=先生にお孫さんが誕生)した後、お子さんが小さい間は「4日には家に来ないように」と言われていた、というようなお話を聞く。大勢の人がやってくるので小さい子の面倒は見ることが出来ない(邪魔になるという表現だったとか)のだとのこと。それほど先生は留学生への思いが深かったのだと改めて思い知らされたりした。愛媛に住む小生は出席は少なかったが、この集まりは先生がお亡くなりになる直前まで長年続いたという貴重なありがたいものだったのです。先生の人への思いやりの深さを思わずにはいられないことです。先生の話をしていたらつきることはありません。ここではわれらの話題の一つだけ紹介しておきます。

 13:50成田からの仲間が到着し今回の旅のメンバー22名中21名が揃う。(1名は故宮で合流)中には卒業以来、40何年ぶりでお会いするO先輩も見える。さっそく旅行社が準備してくれた”歓迎 ○○大学 ○○クラブ御一行様”の大きな幕をひろげ、空港ロビーで記念撮影。さっそくバスへ、バスは2階が座席になっているデラックスな座席43名のもの。座席の間は広くゆったりとしている。1階部分にある荷物室も広い。14:02バス出発、高速道を走り台北市内へ向かう。高速道料金ゲートにはETCのゲートもひとつある。14:50台北駅通過、15:03本日宿泊の圓山大飯店近くを通過、川の中州の日当たりのいい所に野良?犬の集団を見る。15:00頃 忠烈祠着。衛兵の交代を見る。最初、門のところに立っている衛兵を少し離れたところから見た時はマネキンかと思ったほどの直立不動!不動の方が忘れられない。7名の衛兵が文字通り一糸乱れずに門から宮殿までを行進し交代を終える。行進には私服の指導教官が付き添い、衛兵が台に立つと姿勢、服装を直している。ガイドの翁さんによると彼らはまだ20歳若い兵士とのこと。海軍の白い軍服が眩しいく、かつ凛々しい。
忠烈祠 衛兵交代

 ここでは門の中は脱帽とのことだが、小生着帽のままで仲間に注意され慌てて脱帽する。写真撮影組が少し無遠慮だが、全体的には厳かな雰囲気。

 15:40 故宮博物院到着。ここでも空港で使った”歓迎○○○ーーーの幕”を使って記念撮影。17:00の閉館まで翁さんのガイドで見学。彼は日本のガイドのライセンスも取得しているという凄い人で日本語はもちろんペラペラだが日本の歴史や地理に関する知識も日本人真っ青というほど詳しい。その翁さん1時間20分でこれだけは見逃せないというところをきっちり回ってくれる。故宮訪問2回目の小生は玉器の有名な白菜にキリギリスがとまっている「翠玉白菜」、じっくり煮込んだ豚肉のような「肉形石」をじっくりとみる。象牙細工では親子3代 120年かかって完成したという透かし彫り、1本の象牙に17層の玉を掘り込んだもの(これは80年かかったという)が印象に残った。残念だったのは工事中のため「王 義之」の書を見ることができなかったことである。
 17:08バス出発、17:25 宿舎の圓山大飯店に到着すぐチェックイン。このホテルは元は迎賓館だったもので、現在も政府所有のものを財団が借りて営業しているのだとガイドさんの説明がある。天井は高く、バルコニーも広く隣りの部屋との間は低い仕切りがあるだけなので窓の外に廊下があるという感じだ。バス、トイレの部屋は大理石でこれまた広い。17:55集合後、ロビーで招待してくれたRご夫妻を囲み例の幕も使って記念撮影。今日撮影しておけば帰る前にみんなにわたせるとのRさんの配慮。18:15ホテル発、距離はそんなにないが車の多い時間なのでゆっくりしか走れない。

 18:40 本日の夕食のレストラン「鼎泰豊」到着。このレストランは「地球の歩き方」にも載っている”小籠包”の有名店、店の外にも人がならんで待っている。われらは予約なのですぐ2階の2テーブルに案内される。テーブルには4種のおつまみという感じの小采が準備されている。まず<金牌台湾ビール>で乾杯。生ビールありますということで生をたのむと”金牌”が出てくる。続いて小籠包がセイロに入れられて出てくる。これをなま生姜と醤油で食べる。この生姜と醤油がここ独特で日本では真似の出来ない味だとの(ここに向かうバスの中で)ガイドさんの説明。中身いろいろで少なくとも5種類の小籠包を食べる。確かにいい味だ。紹興酒を飲んでいる人もいるが小生はビールのおかわりを繰り返す。金牌の方が苦味が少ない感じだが、小籠包もあっさりしておりビールとよく合う。−−もっとも小生は何を食べてもビールに合うのだがーー周りは満席、みんなワイワイガヤガヤで楽しんでいる、まわりの雰囲気で食べるのも飲むのもついピッチが早くなる。19:30食事終了。

 バスで高さ508mで現在世界一高いビルというTAIPEI101へ行く。
台北 101 ビル。
バス車窓より。 高さ508m
バスの中でガイドの翁さんより説明あり。このビルは日本の熊谷組が700億円で請負、建設。使った鉄骨は鉄道の線路にすると300km分にもなる。エレベーターは東芝製でスピードは時速60km−−1分間に1km−−でこのスピードも現在世界最速。このビルが完成した時の式典には東芝の社長さんも出席されたがそのお世話は翁さんの旅行社が行ったと翁さん誇らしげに説明。我々は89階=390mの展望台まで行く。「地球の歩き方」の説明だとここまでの料金は350NTドル(約1300円)と結構高い。89階の展望台に着くとガラスがくもっている感じ。実際は外に霧がかかっている、ということで霧のながれで夜景が霞んだりはっきり見えたりと随分高いところに来たことを実感する。

 20:35バス出発、21:00過ぎホテル到着。広い大きなバスタブにつかり、広い大きなベッドで眠る。

台北 101 ビル。 エレベーターにて
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第2日(11月22日)
 
 6:00起床、半袖の下着だけでは寒い。6:50〜1階のレストランで朝食、宿泊者は食券を持っていくが入口には料金500NTドルと表示されている。朝食はバイキングスタイルで中華、ヨーロッパ、一部日本食という感じ。2色の素麺に近いものがある。グリーンは抹茶、黄色は卵入りという感じ。そばつゆが日本と殆ど同じ味で美味しい。果物が豊富、パパイヤ、マンゴウ、スイカ、パイナップル、桃、スイカ、バナナ、ライチー等がならんでいる。果物を十分いただく。8:45バス出発。昨日見た中州に今日も犬が集まっている。本日その数9匹。台北の町は自動車も多い(軽自動車は見ない=無い?)がなんといってもオートバイが多い。
台北のオートバイ群、撮影時は通勤のピークを過ぎているのでまだ少ない
龍山寺の石柱
台湾の人口2230万人に対しオートバイは1400万台もあると説明ある。オートバイはスクータータイプのものが多い。前の平らなところ(運転者の足の間)に子供を立たせて乗せるのに便利なのが原因のようだ。こうすると若い夫婦では夫婦と子供二人の4人家族が1台のオートバイで移動できる。数は少ないが実際に4人乗りは存在している。バスは台北の官庁街を走る。ガイドさんが建物を説明してくれる。Rさんが教鞭をとった台湾大学医学部とその付属病院の前も通る。いくつもの高い建物が連なる巨大病院だ。

 9:17龍山寺到着。このお寺は1738年に建立された台北で最も古いお寺で、本堂には観音菩薩を中心に文殊、普賢菩薩などが祀られ、後殿には媽租、関羽などが祀られている。中国語、英語、日本語の3カ国語で書かれたパンフレットもある。屋根を飾る焼き物(”タントン焼”と説明あったが意味はわかりません)や石柱の彫り物が見事だ。 大勢の人がお供え物を持ち、線香をあげてお参りしている。財運招来の神様(関聖帝君)、受験の神様(文昌帝君)、縁結びの神様(月老神君)、子宝の神様(誕生娘娘)等々、観音さまのほかにもいろいろな神様が祀ってあり、願い事のデパートという感じ。ガイドさんがお経の本のたくさん並んだところに案内してくれる。何経か判らないが漢字で書いたお経の本が二十種近くある。中にはA4判で厚さ2cmを越すような大冊もある。これらが全て無料なので希望者はお持ち下さいとの説明。小生、「般若心経」ならと思って探すが、見当たらない。(私には何経かわからないが)手帳サイズのものを持ち帰る人もいる。持ち帰る時は必ず本殿前の大きな大きな香炉の線香の煙にお経の本をかざしお祈りするように言われる。

 9:57バス出発。受験の神様の話から、台湾では大学がたくさんできて進学希望者の95%は入学できる、入学できなかった5%の人は受験の時自分の名前を書くのに失敗した人です。とガイドさん冗談で皆を笑わせる。進学希望者増加で台湾大学などに入るのは大変な競争だとの説明もある。10分で国立歴史博物館に到着。ここは日本統治時代の植物園だったところで博物館の建物のうしろは今も広い植物園になっている。植物園へ行ってもいいが広いので迷わないように!とガイドさんから注意がある。展示物は春秋時代の青銅器から元の時代の観音菩薩像の焼き物まで幅広く、その他書画、骨董、100年〜60年前の庶民の生活の写真や衣服の展示と幅広い。
迷子の出た国立歴史博物館の門番?
日本語で案内してくれる(博物館に勤務する)ガイドさんもいる。このガイドさんTVで日本語のドラマを見るという、ドラマを楽しみながら日本語の勉強もするのだそうだ。まさに一石二鳥! 植物園は確かに広かったようでここに一人で行った人は入場したところとは違う門に出てしまい、入場した門(正門)までタクシーで戻ったという。迷うほど歩き回ったが花はあまり咲いていなかったというのが彼の感想。

 11:03予定より少し遅れ出発。11:20お土産店へ到着。いろいろあるが、ヒスイとお茶が人気のようだ。台湾は中国と違い値引きはあまりない。せいぜい10%がいいところという感じ。小生は”阿里山ウーロン茶”を買う。”このあと阿里山に行くんだけれど阿里山でもお茶売っている?””阿里山は観光地だから高いよ!”とお茶をご馳走してくれた店員さん言うので、つい買ってしまう。1200NTドル値切って1080で買う。むつかしい表示もある「原価 1000 特価3000円」。これは定価は1000NTドル(=日本円3700)だが、値引きして3000(日本)円という意味だとのこと。小生の買い物はこのお茶だけ。あとは買い物する人について値引き交渉の応援で楽しむ。12:20出発、10分で台湾料理のレストランへ。1テーブル(11人)に台湾ビール5本、これを(11人で)結局全部いただく。昼間からいい気持ち。8菜1汁(もっとあったかも知れません)の豪華な食事、トンポウロウが美味しかったです。

 13:25淡水へ向け出発。大部分を高速道を走り、14:03には淡水駅の前に着く。駅のトイレをかりた後歩いて遊覧船乗り場へ向かう。今日、この時間には少ないが、観光客多いのだろう船乗り場まで食堂や土産物店がならんでいる。14:35遊覧船出発、河口といっても殆ど海、かなりの波で揺れる。約10分で入り江の港に着く。ここが”淡水漁人碼頭”夕焼けの名所とのことで夕方は賑わうとのことだがこの時間はまだ人影疎ら。食べ物の店が多い。いろいろなジュースを売っている店に目がむくが飲まずに通り過ぎる。15:00バス乗車、対岸の十三行博物館に向かう(十三行は地名)。上流の橋を渡ったこともあり、船ではすぐの対岸に40分かかって着く。この博物館は2003年開館の新しい博物館。「十三行博物館建設の経緯とその特色」(北台湾初の考古学博物館)という日本語のパンフレットもある。このパンフレットによると開設の歴史は1990年の十三行遺跡の発掘に始まる。当時ここに汚水処理場の建設を計画していたが、遺跡の保存運動が起こった。その結果国家重要文化遺産の指定を受け、その保護と保存の活動が本格的に始まり1992年出土品陳列館の設立準備に入り、98年に名称を十三行博物館と改め、遺跡出土品の保存・展示を行うことが正式に決定。2003年に開館したもの。建設の総経費は3億8千万台湾元という大きな額。建物はユニークで2002年台湾建築賞を受賞したとのこと。立派な映写室で紹介の映画を見てから見学スタートする。展示品は発掘品中心。展望台からの景色もすばらしい。ここの(お目にかかった)館員の制服は民族衣装だが聞くとなんとインドネシアとの答え。理由までは聞いていないが、”なんでだろう?”という感じ。

 16:25見学終了、行くときに走った対岸の道を走りホテルへ。行く時の道路は鉄道に沿った高速道であり、周りの建物も新しいマンションが多く台北のベッドタウンという感じだったが、こちらは古い家が多く道路も古い。17:25ホテル到着。一休みして、18:30会食場所の国賓大飯店に向かう。20分で国賓大飯店に到着。広いロビーとその奥に大きな二つの円形テーブルのある部屋に通される。Rさん夫妻はすでにみえており、ご夫婦で一人づつ迎えてくれる。この部屋には(会食が長くなっても部屋の外に出なくてもいいように)トイレまでついている。Rさん夫妻はじめ24人が二つのテーブルに着席。幹事の司会でまずRさんの歓迎の挨拶。”真実”追求の大切さ、素晴らしさを語られる。真実には真心と誠実というRさんの気持ちも込められているように感じた。K先生の令嬢夫妻が参加してくれて喜びが増えたこと。最初の招待計画に入っていた花連港の方に案内出来なかったことを残念に思うということなどもおっしゃる。台北の近くだけでは台湾のよさを十分感じてもらえないとの思いが伝わる。実は最初に示された計画は2泊3日ではなく、花連にも1泊して3泊4日だったのだが、退職者だけでなく、現役組もいることからこちらからお願いして2泊3日にした経緯がある(はず)。続いて参加した中で入学年度が最も古いI先輩の謝辞。お土産の備前焼を(幹事と一緒に探し、選んでくれた)M君より贈る。Iさんの次の学年のO先輩の音頭で乾杯して、豪華な料理の会食がスタート。ここはRさんも属するロータリークラブのミーティングの場でもあるとのこと。フカヒレの大きさに満足。北京ダックはマルゴトを披露の後、各自のお皿にもってくれる。飲み物は台湾ビールに紹興酒。食事中、各自のスピーチもある。K先生の令嬢の話を聞いているとK先生の奥様にそっくり。そこここで同じ感想が聞こえてくる。
ドラゴンフルーツ

 21:30お開き。21:50 圓山大飯店着。1階のロビーで有志による2次会。小生はソルティードッグを飲む。士林の夜市に出かける人もある。ダベッテいる間に夜市組帰ってきて果物の差し入れがある。ドラゴンフルーツ、みかん、ヒシ、(この時は名前知らなかったのだが)蓮霧。ヒシははじめて食べる。23:20部屋へ。今晩は卒業以来40数年振り再会のO先輩と同室、40数年前の先輩の驚きの人生を語ってくれる。話ははずみ、眠りについたのは1時過ぎ。

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第3日(11月23日)

 6:00起床、かなり強い雨が降っている。6:40〜朝食。昨日と同じ。本日は焼きソバをメインにし、野菜を十分いただく。7:50〜チェックアウト、人は多いが待つこともなくスムースに終わる。8:30出発、この頃は雨も止んでいる。9時頃、中正紀念堂に到着。衛兵交代を見学。こちらは陸軍とのことで制服の色はモスグリーン。壁のような大きな戸の前から始まり、スイッチを押すとこの大きな戸がゆっくりと左右に開くのも見ごたえがある。
中正紀念堂 衛兵交代 手前の大きな戸がゆっくりと開いていく
行進は忠烈祠と同じように感じた。9:25 入った門とは別の門の外に待つバスに乗車し免税店に向かう。すぐに免税店に到着、この免税店はNTドルから日本円への両替もできるということで買い物と両替し過ぎたNTドル残った人はどうぞ日本円に戻してくださいとのガイドさんの説明。ここにはブランド品のスカーフやネクタイもある(小生は近づいていないのでーー)ようでこちらをみている人もいる。本日午後から阿里山へ行く小生は何も買わないで「リュウガン入りのチョコレート」とお茶をご馳走になる。日本円からNTドルへの両替のレートは免税店は円に有利のようだ。小生の記録だと、圓山大飯店 0,257NTドル/円(=3,89円/NT)、国賓大飯店 0,255(3,92) 空港 0,2702(3,68) 免税店0,2703(3.70)だった。ここでもお土産を買っている人多いようだ。

 買い物の後、Rさんの診療所へ向かう。実は昨日の会食の時に「明日時間があれば寄って」と言われ、日本を発つ時の予定にはなかったものだ。10:10〜Rさんの診療所に向かう。20分ほどで台北駅近くのRさんの診療所に到着。診療所は18階建てビルの8階にある。Rさんの部屋には世界の方々に出かけたときに買った民芸品等が飾ってあり、これはどこに行った時、これはどこに行った時と懐かしそうに説明してくれる。日本の大学で取得された{医学博士」の学位も額にいれて掲げてある。台湾大学医学部の医学博士の審査教官もされていたとのことで、博士論文を製本し各教授のサインの入った本が30冊近くも本棚にある。長い間大学でも教えられていたことがわかる。おおぜいで40分ほどもお邪魔してしまう。

 10分ほどはしったところのホテルのレストランで飲茶料理の昼食。Rさん夫妻も同行してくれる。シュウマイ7種+饅頭、2采、チャーハン、スープ、スイカという献立。もちろん台湾ビールもいただく。アメリカに住むRさんのお嬢さん一家の写真を見せてもらいながら談笑。家は庭が公園かと思うぐらい広く、プールもあるという豪邸。お孫さんの写真を説明する時のRさんの笑顔が印象に残る。

 12:30食事終了、阿里山へ行く4人の他は空港へ向かう。4人とRさん夫妻でバスを見送る。天気はすっかり回復しており雨の心配はない。我々の列車は台北駅14:00発、まだ時間あるのでお茶でもどうか。とRさん誘ってくれるが、阿里山から帰った、25日に泊るホテルも下見しておきたいので早めに台北駅に行きたいためお茶はお断りし車を呼んでもらいここでRさん夫妻とお別れし台北駅に向かう。10分たらずで12:50台北駅到着。

 台北駅の駅舎は4〜5階ほどの高さがあるが、中央部は吹き抜けになっていて広く感じる。切符売り場は1階だが、プラットホームは全て地下、待合室も地下。荷物を案内所近くに置き、留守番を2人に頼み、M君と二人でまず荷物を預かってくれるところを聞く、駐車場よりもっと先の方を示される。駐車場の先に事務所のようなところがある。とにかくそこに入って制服を着ている男性に「荷物 預」と書いてOKか聞くとOKの様子。”後で”とかなんとか言って出る、預かってくれるところはわかったがプラットホームからだとかなり遠い。続いて25日の宿泊を予約しているホテルの下見にM君とMAさんが行く、小生とM夫人が荷物と一緒に残る。ここでO先輩に頼まれていた台湾の列車の時刻表を探しに一人で出かける。近くにある「服務中心」というところへ行き”火車 時刻表”というメモを見せると「台湾鉄路時刻表」という小冊子をくれる。非常にうすいものだがこれで全ての列車の時刻が収められているようだ。次に”地図”と書くと「台湾鉄路旅遊手冊」という線路図のほかに観光地の説明のある時刻表より少し大きく、少し厚い冊子をくれる。おまけに台湾観光という英語主体だが日本語も少しあるパンフレットもくれる。これは大きな用紙に台湾全図が入っていてあとで大変役にたった。自分も欲しいので全てを”ワンモア”というが一人一部という決まりのようで”ノウ”と拒否される。荷物のところに戻り時刻表だけはこれから使うためにも1部もらってきてもらうようM夫人に頼む。彼女なんの問題もなく時刻表入手してくれる。その中にホテルの下見組も戻って来る。ホテルは近く歩いて10分ほどとのこと。25日にはホテルに荷物を預けた後で九フンに出かけることにする。13:45ホームへ、発車時刻、行き先が電光掲示板で表示されているので安心して乗れる。

 列車(自強1025 高雄行き)は定刻14:00に出発。座席は前後の幅も広くゆったりしている。すこしの間地下をはしり、地上へでる。2時間で台中着、このあたりまで来ると南国の景色になる。代表は椰子、竹の葉っぱも大きく緑が濃く日本の竹と違う。車内販売もあるが買う気がないのでどんなものを売っているのか見ていない。時々高架の新幹線が見える。蛍光灯の点った駅舎も見える。新幹線順調ならもう運行していて乗れたはずなのに残念!トイレは男性小用専用のもついている。17:04嘉義着。時刻表によると行く3時間の間に停車したのは4駅だけ、5駅目がわれわれが下車する嘉義駅。確かに特急という感じ。

 17:10にはホテルの迎えの車に乗り、5分で嘉義中信大飯店着。フロントの若い女性は日本語で応対してくれるのでチェックイン簡単。代表の一人だけチェックインの時にパスポートが必要。(ここで明日の阿里山行きのバスのチケット受け取った) 食事するところを聞くとホテルの前を右に進めば夜市の店が続き屋台も多いとのことなので18時ロビー集合と決めて各自の部屋へ。我々が泊る8階のフロアーには広いフィットネスのジムもありいろいろ道具が置いてあるが誰も利用していない。18時から夜市見物を兼ね食事に出かける。まだ早いのか屋台は少ない。店では何故か靴屋が多い。途中果物を売ってる屋台があるお気に入りの果物がある。かなりの年齢の店のおばさん”美味しいよ”と日本語で言う。おばさん日本語わかるんだとお互いで話す。名前を聞くと”ネムー”と聞こえる。”後で”と言うと”後で”と答える。帽子を買おうと探す。ツバの長い野球帽見つけ値段交渉150元を100元というが、130元までしか安くならない。130元で買う。地球の歩き方にも出ている「噴水鶏肉飯」店に行くが丼専門店と言う感じで一杯やりながら飯も食べようという雰囲気ではない。焼肉店のメニューを見ながら相談するが肉は日本の方が美味いんじゃないかということでここもパス。何軒か食べ物屋覗くが日本でいえばラーメン屋、丼専門店、お好み焼き屋という感じで飲みながら食べるという点で意見が一致しない。結局ホテルのレストランで食べようということでホテルに戻ることにする。その前に日本語の判るおばぁ〜ちゃんのお店で”ネムー”を買う。
日本語の判るおばぁ〜ちゃんのお店
  ”ネムー”
おばちゃんの歳を聞くと73歳とのこと、おばちゃん、若いね!元気だね!とかお世辞を言って”まけてよ”と言ってみるが無視される。4個で43元、せめて40元くらいにならないかと期待したが43元きっちり払う。それでもこのおばぁちゃんと話していると日本の夜市で買い物をしている感じ、日本の田舎に帰ったような気がする.なぜか懐かしく、あたたかい気持ちになる。

 19:15〜ホテルの台湾料理のレストランで夕食。中華料理とほぼ同じ料理を3品と焼きそば?(メモしていないのではっきりしません)ビールは金牌台湾ビール(これは間違いありません)。さっき買った果物を出してカット頼むとOKとのことでお皿にいれて出してくれる。あっさりしてジューシーで食後の果物として最高。ビール3本と料理で4人で1100元(約4000円)20:40食事終了。明日の朝は早いので入浴し22:00には就寝。
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第4日(11月24日)

 5:50起床、外はまだ暗い。6:20明るくなる。ベランダに出てみると青空見えるが朝焼けで赤い雲もみえる。かなり南に来たが朝は涼しい。(嘉義には北回帰線標塔がある。即ち緯度上の熱帯と亜熱帯の境目)6:40チェックアウト。荷物はホテルに預けておく。昨日の日本語話せる女性がいるので果物の”ネムー”を漢字で書いて欲しいと頼むときれいな字で「蓮霧」と書いて”レンムー ”と発音。これでやっと判った。蓮霧ならワックスアップルで地球の歩き方にも載っている。今までなぜ気がつかなかったのだろうか、写真の色とサイズからどうも現物と一致しなかったようだ。それにしても彼女の書いてくれた”蓮霧”の文字はきれいだ。記念に大切に持ち帰る。朝食のボックス(中はサンドイッチ)を4つ受け取り6:45ホテルの車で駅前のバスターミナルまで送ってもらう。6:50には駅前に到着、車を運転してきてくれた人が阿里山行きのバスを探して”これだ”と教えてくれる。バスは入線している、バスの運転手さんにチケット見せるが7:00にならないと乗車できないと言うーーゼスチャー。(指で7の数字)7:00に乗車、チケットに211,311等の数字があるが座席は自由席のようなので適当に座る。空席多い。阿里山まで行きそうにない感じの客も多い。我々4人のほかに日本人の女性が一人(後でM夫人が話しする。−−玉山に登りたいという岐阜から来た人とのことーー)。

 7:10定刻に発車。車掌はいない。バスは阿里山直行ではなく方々の停留所で停車しながら行く。自由席のはずだ。川原ではゲートボール?をやっている人も見える。遠くに見える自動車教習所ではこの時間にもう自動車が動いている。7:35食堂の前の停留所で停車した時には運転手降りて食堂に入り食料(弁当?)を買い込んでくる。正面には山の連なりが見えてくる。雲は少しあるが雨の心配はなさそう。街路樹はアカシアのような葉っぱで豆のサヤのようなものがついている、槐の木だろうか。袋をかけたバナナが見える、鳥に食べられないための工夫だろうか。7:54八掌渓通過、このあたりから坂道。8:04峠で乗客がある。近くには家は見えないが山の斜面に村が見える、あそこから歩いてきたのだろうか?このあたり檳榔の木がたくさん植えてある。椰子の木だと言ったら乗客のおばあさんが
ビンロウと教えてくれる。野生の大きなポインセチアもある。8:17頃から茶畑見える、8:20〜5分ほどは茶畑の連続、集落もあり、製茶場もある。もちろんお茶を売っている店も見える。ビンロウの店もあるが(この時間なので?)開店していない。8:30頃から2〜3分おきに集落がある。このあたりで降りる客もある。8:36降りるお客さんがあって停車した村には宿泊所もある。8:40金玉村というところでも一人降りる。8:46石棹という店も何軒かあるところで停車、運転士さんも降りる。どうも休憩のようだ。ここも山手は広い茶畑。
ビンロー林
阿里山への途中(石棹)の茶畑
運転士さんは店に入ってタバコ一服している。お店はお茶を主体とするお土産屋さんが多い。食堂もある。公共トイレもありとりあえず用をたしておく、男性用はコンクリートの溝の中、水流しっぱなしの水洗で清潔だ。一服すんだ運転士さんはだれかに頼まれたのかお土産屋で缶入りの「阿里山茶」を買っている。ここのお茶はいいんだよ!という感じで缶を見せる。9:00出発 ここでも2名降りたので乗客は日本人5人とあと5名で10人になる。9:05車にいろいろな商品を積んだ移動商店が道端で営業しているのをみる。日本の山村と同じだなと思う。茶畑では菅笠をかぶった10人ほどの集団が茶摘をしている。このあたり落ち葉も多く道路清掃中。5分も走ると急斜面の岩を削った道となり茶畑は遥か下の方に見えるだけとなる。9:30温帯林|暖帯林の標識がある。(8時過ぎ・熱帯|亜熱帯の標識もチラッとみたように思うーー)9:37ごろから植林された大きな杉の林の中を走る。

 9:42入山料徴収のゲート、乗客降りて一人ずつチケット買えということだ。(どうして判ったか小生定かでないが)65歳以上老人割引があるという。われら4名老人という、パスポートの提示でも求められるかと準備したが自己申告でOK.なんと一般150元がたった10元。岐阜からのご婦人は65歳に達せず150元!大きな差だ。9:45バス終点。標高2170mの標識がある。晴れているが涼しい。広い駐車場のまわりには食堂や土産物店がならんでいる。観光センターもある。さっそく行って帰りの森林鉄道の駅の場所を聞く、森林鉄道の切符は現地で買うことになっているのだ。日本語で聞いているとどこかから日本語の話せる青年を連れて来てくれる。聞いた通りに歩くと道路端に案内図があるこの図が大雑把なのでどうも不安。Mくん引き返し確認に行く。結局は教えてもらった道でOK.図がよくないのだ。駅は坂の上なので男性二人だけが買いにいく。駅舎は近い、煙は出ていないがきれいに磨かれた小さなSLもある。本日13:18発(本日の嘉義行はこの1本だけ)の切符を買う。<老人割引 有?>と書いたメモ出すとOKという。4人と書くと何故か駅の人、<老人 3人、成人 1人>と書く。ノウノウ!オール老人とか言って老人切符4枚購入。399元が200元と半分になる。それにしても成人 1人は何故?おれの顔を見てあんたも老人?って確認したのだと二人とも俺だ!俺だ!譲らない。

 10:15バス停に戻り、阿里山森林遊楽区に向かう。坂道を上って、阿里山賓館の横を下って25分で桟道入口到着。途中道路の上の方を走っている列車が見える、阿里山駅と祝山駅の間の列車だろうか。巨木群、最初は根っ子だけ残っている<象鼻木>、続いて1代、2代の根っ子の上にまだ若い3代目が育っているという三代木、1代目の推定樹齢から3代で2000年を越す歴史があるとのこと。少し歩いて千歳桧、少し歩くと巨木の連続、これからは第○号で表示してある。途中森林鉄道の神木駅に出会う、鉄道はこの駅でスイッチバックになっている。ここからまた巨木桟道に入る。ぐるっと回って1時間ちょっとで桟道入口にもどる。桟道の途中には大島桜、吉野桜の標識のついた桜の木もある。メモした巨木データは12号:周囲12,1m、高さ28m、樹齢1900年。17号:11,0m×38m×1700年。18号:10m×38m×1600年 28号 13,1m×43,5m×2000年。われわれが見た最終号は33号(だったと思う)なので終わりの方の28号が最大のようだ。
阿里山 最大の巨木=28号巨木(紅檜)
周囲:13,1m 高さ:43,5m 樹齢2000年
ポインセチアの「木」
明治神宮の大鳥居は阿里山の木が使われていると聞いたので(帰国後)インターネットで調べてみたところ、確かにそうだった。1代目は台湾総督府が献木した樹齢1200年以上の阿里山の桧、昭和50年に完成した2代目も東京の材木商の篤志家が台湾に出かけて探し回り、阿里山の連山の標高3300mの山で見つけた樹齢1500年の桧でこの篤志家が奉納したものだとのことで確かに阿里山のものだ。12:15〜バス停近くの食堂で昼食。焼ソバと湯麺にわかれる、小生は焼ソバ。台湾ビール350ml缶二つ、冷蔵庫に入ったのはない。心配したが温度はまぁまぁで問題ない。何故か野菜炒めが一皿だけでる。全部で450元(約1700円)12:50食事終了、駅へ向かう。途中でM夫妻、阿里山茶を買う、種類も多く、高くなさそう。おれも(台北でなく)こっちで買えばよかったと思うがもう遅い。

 13:18定刻出発、空席かなりある、機関車はディーゼル。神木駅でスイッチバックで列車の向きが変わる。次に駅のない杉の植林のところに人が見える、ここでまた向きが変わってもとにもどる。あの人がポイントの切り替えをしているのだろう。それにしてもあの人はどう来てどう帰るののだろうか気になる。列車は殆ど杉の林の中をはしる。杉の木は植林してから何十年は経つであろう大きな木だ。14:06十字路駅通過、少しはしると右下に広い竹の林が見える。14:17多林駅通過、駅の近くに集落見える。(標高1512mの標識)このあたりから杉の林途切れ途切れとなり広葉樹の林も見える。14:31奮起湖駅に到着(標高1403m)ここでは大勢の人が乗り降りする。弁当も売っている。駅の出口はアーケードにつながっていて商店も多そう。(ホームから見ただけーー地球の歩き方によると南台湾の九フンと称される「百年老街」があるとのことーー)列車の運転士も降りて一服しているようだ。10分停車で発車、14:57水車寮車站通過、茶畑多く集落もある。15:10交力坪駅停車、上りと行き違う。この駅の周りには野生の大きなポインセチアがたくさんありきれいだ。15:17茶畑多い、踏み切りもある。15:26ビンロウの植林多いところ通過。15:30独立山駅通過、地図によると3重ループの始まるところだ。列車はカーブの連続でよく揺れる、トンネルも多い。しかし、下の方に線路が見えたりはしない、とにかくカーブが一方方向で続くので回っているのだろうと頭の中で理解する。15:41樟脳寮駅通過、この駅の周辺もポインセチアが多い。地図ではここで3重ループは終わったはず、3回も回った実感はない。水を飲もうとペットボトル取り出すと凹んでいる、随分下りてきたんだ。16時過ぎビンロウの林に囲まれたみかん畑が何ヶ所かみえる、このあたりみかんも生産しているようだ。16:05竹崎駅に停車ホームに降りる人多いのでわれわれも降りてみる。車掌さんは駅舎に入り一服している。ここの標高127mとある、2000m下りて来たのだ。停車の間にホーム近くのトイレに行って用をたす。きれいなトイレだ。8分停車で出発。それにしても何分停車なんて放送はなかったように思うがどうなっているのだろう。大体車両に放送設備あるのだろうか?どうも放送聞いた記憶がない。同行のみなさんどうだったけ?平地をはしるとスピードがでていない感じ。路面電車のスピードのようだ。

 16:45嘉義駅着、切符は記念にもらっておく。(見せるだけで渡さずに改札口通過する)考えてみるとこの列車一日1本だのに止まらない駅が多かった。バスのように切符を売った時点で降りる客を把握、ホームに乗客いなければ通過と決めているのだろうか?不可解!駅のタクシー乗り場にはたくさんのタクシーがならんでいる。M君が関子嶺温泉の文字を見せると800元!(日本語だった気がする)と客引きが言う。「メーターで」と交渉するとOKという。運転手にも中信大飯店経由と書いたメモを見せて16:55分には出発、メーター倒さないではしるので”メーター”というと了解してメーター倒す。ホテルで荷物積み込み出発。途中高速道をはしるが無料、17:45関子嶺 統茂温泉会館に到着。メーターでは650元だが700元渡す。言い値の800元よりやはり安かった。チェックインは英語でM君がやってくれる。明日朝タクシー7:00に予約もできる。

 まず温泉に入って19:00から食事することで各自部屋へ。温泉は水着使用と承知していたので水着は持ってきている。部屋のスリッパは温泉で使えるようにゴムぞうり。浴衣もある。浴衣ゴムぞうりのスタイルで水着、部屋のタオルとバスタオルを持ってエレベーターで地下1階へ。受け付けでロッカーのキーとバスタオルを渡してくれる。更衣室には誰もいない、ゴムぞうりが見当たらないので着替えと共にロッカーにしまう。室内(水着不要)のだれもいない泥湯とシャワー室の間を抜けて室外に出る、出たすぐのところは大きなプール、ここにもだれもいない。足を浸けて見ると冷たい。右の方に人がいるのでそちらに進むと大勢の人がいる。透明な深い浴槽の温泉、泥湯、打たせ湯、がある。入口に下駄箱がありゴムぞうりはここに入れてある。ここまで履いてくるのが正解だったのだ。まず泥湯に入る、泥湯の近くに体に塗る泥が置いてありおばさんが顔に塗って入っているので小生も顔に塗ってはいる。泥湯の浴槽も深く底に沈んでいる泥を手で取ろうとするが十分にとどかない。温度は少し低いので長時間入れる。泥はヌルミがあり泥湯で頬をなぜるとつるっとした感じがする。しばらくつかり、側のシャワーで泥を落とし、深い浴槽の温泉に入る、こちらの方が温度が少し高い。こちらで温もり室内の泥湯に水着を脱いではいる、こちらもぬるい。最後にシャワーで泥を流しあがる。約40分の入浴、やはりポカポカと温まる。夕食に下りるエレベーターではこれから温泉に向かう水着の上に浴衣を羽織ったご婦人と一緒になる。なるほどこれなら全て部屋で着替えができる訳だ。

 19:00より1階のレストランで食事、メニューを持ってきてもらい4人で眺めるがよく判らない。とにかくコース料理にしようということで値段を聞く、準備した用紙に400元×4と書いてくれる5采+スープ+果物のコースをたのむ。料理は台湾料理、これという記憶はないので可もなく不可もないということだったと思う。ビールは台湾ビール4本。支払いはトータルで1840元なので、ビールは1本60元ということになる。となりの2テーブルでは日本からのツアーが食事中。われらより早くはじめており、われらより早く終わる。20:30食事終了。足裏マッサージを体験しようとフロントに行って聞いてみると全身マッサージしかないとのこと50分で700元、まぁやってみるかとたのむ。50分待ちとのこと。21:35より部屋でマッサージ。半袖、ショートパンツの武田 鉄矢 に似た体育の先生という感じのがっしりした男性が現れる。先ず背中から。首から背骨に沿ってかなりきつい、ご自分で”イタイ!イタイ!イタイ!”とつぶやきながらもんでくれるが本当に痛い!痛いと言ってみるが、つぶやきは止まらず、きつさも変らない。気持ち良くてウトウトできるかとの期待は吹っ飛び治療という感じで耐える。肩の近くを親指で押された時は思わず”ウゥゥ”という程痛い。痛い時の方が長い50分だったが、終わった後はマッサージ中あんなに痛かったところの痛さも消えて体が軽くなった感じ。すっきりとして眠る。

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第5日(11月25日)

 5:50 起床、マッサージの効果かぐっすり眠れて心地よい目覚め。洗面の後6:20外を見ると明るく、よく晴れている。テレビの天気予報では本日の嘉義の気温は最低19℃、最高30℃ とのこと。暑くなりそうだが、現在の室内は半袖でちょうどよい。6:35チェックアウト、外に出てみる。駐車場に高雄ナンバーのバスがあり、日本語で「二つの圓山大飯店(高雄、台北)と三名湯。新発見 感動の台湾めぐり8日間」と表示してある。昨晩レストランで一緒だったツアーのバスなのだろう。ロビーに戻ると掃除中のおじさんが日本語で話しかける。「7時にタクシー呼んであります。お弁当作っています。」嘉義駅に行くようにタクシー運転士に伝えて欲しいと頼むと、「言ってある」とのこと。8:36分発に乗車すると話すと35分あれば駅に着くのでレストランで食事をすませてから出発すればいいという。チェックアウト済ませたM夫妻、MAさんと共に彼についてレストランへいく6:55よりレストランでバイキングの朝食、昨晩のツアーのみなさんも一緒。急いで食べるが7:10過ぎにはおじさん「タクシーが待っています」と呼びに来る。7:17タクシーに乗車、所謂 白タク。運転手は主婦という感じの女性、(駅で降車の時に払うとマズイ?)前金で700元払う(払うようにおじさんに言われる)。35分は無理だったが、40分はかからず7:55嘉義駅到着。ホームには座席と前部をダンボールで簡単に覆ったオートバイがある。
オートバイのチッキ 嘉義駅のプラットホームにて
 この姿でオートバイを鉄道で送るということのようだ。 オートバイ大国の台湾らしいが荷造りが中途半端の感じ。

 8:36発の自強1006号に乗車。混んでいる、われらは指定券持っているので座れるが立っている人もいる。指定席券持った人がくると立つ人もいる。指定席車両に立ち承知で乗車する切符も売っているようだ。台北〜高雄間の鉄道は途中(台中のあたり)で海線と山線に分かれている。23日は山線で本日は海線をはしるようだ。23日には海は見えなかったのに今日は海の近くもはしる。発電用の風車も見える。日本からの飛行機はかなり南まで来てUターンして着陸していたのだ。12:20 10分ほど遅れて台北着。駅の中でちょっとウロウロしたので少し時間かかって12:45ホテルに着く、13:00チェックイン。部屋に荷物置いて駅へ行く。九フンの近くの端芳という駅まで電車で行くことにし、M君が切符を買う,行列長く5分近くならぶ。13:45発の電車に乗車(意識した訳ではなく偶然に)”博愛座”と書いてある前に立つと若い女性がさっと立って席をゆずってくれる。となりの人も同じように席をゆずってくれて結局4人とも座る。実に自然に立ってゆずってくれるので気持ちがいい。

 14:36端芳着、駅前からタクシーで九フンへ行く、タクシーは定額のようで乗る前から150元という。15分もかからず14:55「地球の歩き方」に九フン散策の出発点として書いてある旧道バス停に着く。よくしゃべって説明してくれる運転手さんだったが、言葉は通じ難い。お寺(開成殿?)を説明するのにハンドルから両手を離して”合掌”してみせてハラハラさせたりする。観海亭という展望台に上る。左遠くに基隆の町もみえるが霞んでいる、正面は海、右は山で頂上までみえる、登っている人の姿も小さくみえる。すぐ近くのアーケードの商店街にはいる。幅2m足らずの狭い道の両側に食べ物屋や土産物屋がずうっと並んでいる。店の間口は1軒2m程度が普通、その2倍という店も稀にあるがこれは隣りの店を買ったのだろうか?人、人、人で隙間のないほど混み合っている。
九フン 基山街と人、人、人
有名な芋園、カップラーメンのカップのような入れ物に氷を加えてだす
土曜日の午後ということもあるのだろうが、とにかくすごい混雑だ。成田山の参道の道幅と店の間口を小型にした初詣の時の感じと言えばご想像いただけるか?(もっとも小生は成田山の初詣に行ったことはないのだがーー) 食べ物を売っている店が多い。 お芋のクレープにアイスをくるんだのを一個買って4人で少しづつ食べる。感想は?冷たかった!というお味。今日は昼食を食べていない、ここで食事しようということになり3階まである食堂に入り3階まで上る。見晴らしがいいので窓際の席は満席。ここで「チャーハン」や「牛肉麺」を食べる。小生は牛肉麺、醤油ラーメンに近いが牛肉は厚い一口サイズがたくさん入っている。肉の味はモモ肉を煮込んだ感じで味はもう一つ、今晩の夕食の時間が近い(ビールを美味しく飲むため)を考え残す。映画のことを知らない小生には分からないが{悲情城市」という映画の撮影に使われたレストランのすぐ近くの店に入ったようで食事をすませ少し下りると軒下に「悲情城市」と書いた看板がある。多くの人がこの看板をバックに記念写真写しているので、一応写しておく。

 九フンには”芋圓”という店がたくさんあり大勢の人が食べている、見たところ芋のみつ豆という感じ。ただこれに氷を入れて食べているので食べるの止めたが、「地球の歩き方」によると温かいのもあるようだ、これにすればよかった。(これは帰国後に気づいたことで、遅い!)大勢の人にもまれてウロウロしたのと、食事をしたこともありわずかな距離を歩くのに時間かかり16:30バス停に着く。バスに乗ろうかと相談していたが、どのバスに乗っていいのか分からないし、凄いなが〜い行列。客引きの運ちゃんに誘われタクシーに乗る。この運転手台北に帰るのなら台北までタクシーで行けと勧めている様子。料金も言っているがよく判らない。とにかく端芳の駅に行ってもらう。来る時と同じ150元。

 10分ほどで端芳の駅に到着。切符を買ってホームに行く。われらが乗るつもりの電車10分遅れているようだ。ホームの案内をみて”この電車では途中乗り換えだね”とか話していると、黒い服を来た痩せた目のぎょろっとしたおじさんが(台北に行くなら)このホームにくる電車に乗るといい、三つ目(だったか?)の八堵で乗り換えるといい。という意味のことを教えてくれる。(小生は少し離れていたのではっきりは聞こえていないのだが)身振り手振りという感じで一所懸命に説明している様子が伝わる。(どこの言葉で説明してくれていたんだっけ?)電車は10分遅れているとのこと。M夫人によるとおじさんは電車が10分遅れていることについても昔はこんなことはなかったと憤慨してくれていたとか.10分遅れの電車に乗車結構混んでいる、ここでも座席を譲ってくれる人がある。少し離れてはいるが例の親切おじさんも同じ車両に乗っている、おじさんも座席譲ってもらったのか座っている。電車の中でもこちらを気にしてくれている様子。やがて八堵駅に到着、この電車は八堵が終点 みな降りる。おじさんまた近づいてきてこのホームに来る電車に乗れと教えてくれる。おじさんはわれらが乗るホームの対面に入ってきた基隆行きに乗車。カメラのフラッシュに気がついて、閉まったドアに駆け寄って手を振ってくれた。
台湾の鉄道で会った親切おじさん 
ほんとうに身内の幼い子の旅を心配するような気配りだった。謝謝!。八堵駅では若い女性がホームを歩いて駅弁を売っているが”弁当〜、弁当〜”の発音は日本と同じだった。

 台北に戻り、ホテルの近くの食堂を覗く。15時過ぎに食べているので脂っこいのでないのにしようと探す。「オリーブの木」と日本語で書いてあるピザ主体の店がある。ここはどう?と相談、小生はビールがあればどこでもいいよという。ビールはあるようなのでここにする。客は若い人ばっかり、熟年はごく少数。ビールは缶ビールだけで台湾ビールとハイネッケン。台湾ビールでスタート。小生料理は「チキンの焼いたの」塩味であっさりしている。M君台湾ビールの次にハイネッケンをオーダーすると冷えていない。カップ一杯の氷がついてくる。ビールをオンザロックで飲めということのようだ。これはケッサクだがオンザロックは止めてストーレートで飲んでいた。冷房のせいか生ぬるいということはないという。20:20ホテルに戻り小生の部屋でM君持参のウイスキーとオカキ、MAさんが圓山大飯店から大切に持って回ってくれたドラゴンフルーツでダベル。台湾の人たちからもらったたくさんの親切がみんなの口から次々に出て話がはずむ。21:50お開き。
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第6日(11月26日)

 6:20 起床、冷房が強すぎるので止めて寝たが、朝半袖のアンダーシャツでは少し寒い。7:30〜隣りのハンバーガー店(ホテルの朝食券)で朝食。8:20〜MAさんと台北駅へ。駅の売店なら早くから開店しているだろうと思い見つけていた本屋で時刻表を探すため。ところが駅へ行く途中の地下街の店どこもやっていない。駅1階のフロアーの店もまだ開店しない、見つけていた書店もまだ開店していない。ホテル(三越)のある方の出口(=南出口)の反対側の方に地下街の標識があるので行ってみる。商店がズウッと連なる長い地下街があるが営業11:00〜22:00の表示がありどの店も開いていない。仕方なく引き返す。駅1階の店は開いているところがあるその中の1軒に寄る、何故かインドネシアのチャーハンの素があるのでこれを買う。ホテルへの帰りに三越の開店時間をみると11:00と書いてある。朝は遅いようだ。本日よく晴れていて外は暑い。とりあえずホテルに帰って休む。9:50〜一人で外出、まず飛行場へのバスターミナルの下見、老人割引があることも確認(切符売り場に運送約款がありそれにちゃんと書いてある)桃園エアポート行きは10〜15分間隔で発車。電光掲示の気温は27℃と表示されているが日なたの道路は暑い。

 11:004人揃ってチェックアウト。午後のバスに乗る小生だけはフロントに荷物預けておく。下見しておいたバス乗り場に行きみなさんに老人割引の切符買うように言って成田へ帰る3人と別れる。駅へ行き地下1階の書店へ、準備していた「台湾鉄路時刻表」のメモを女性店員に見せるとすぐに日本の時刻表のハンディー版ほどのボリュームの本を見せてくれる。時刻表の文字があるのでそれを購入する。本には125元と印刷されているが95元でいいという。台湾の本は定価販売ではないのだろうと勝手に解釈。ただ後で内容を見ると殆んどが台北市内のバスの詳細路線図と時刻表で火車(列車)は「附最新火車時刻表」と付録扱いになっている。更に駅の売店をウロウロしていろいろな梅製品を売っている台湾農産物云々という看板の店で干し梅を買う。この店には和歌山県の会社の指導で作ったという梅エキスもあった。一人になると困るのが食事、駅構内に回転寿しの店があったのを思い出しそこへ行く。
台北駅構内の回転寿司。奥のレジの女性は和服
味に不安があるがもし口に合わなかったら1皿でさよならするつもりで行く。日本を意識しているようで、レジの女性は和服。まずきゅうり巻から食べる、シャリも醤油もまぁまあ、ただワサビがついていない。周りの人はワサビなしで食べている。台湾ではワサビつける方が少数派のようだ。わさび!わさび!というとカウンターから(日本で弁当なんかについている)袋入りのわさびをもってきてくれる。マグロ2皿、旗魚、イカ、そしてサーモンと鯛(細切れにしてある)のシャリ抜きを食べる。鯛の味はもうひとつだが醤油とワサビは日本の味なので大丈夫だった。これだけで210元(約780円)一皿110円というところ。

 12:35外に出ると電光掲示の気温は30℃、汗をふきふき歩く。ホテルに帰り預けていた荷物を受け取りバスターミナルへ行く、”老人割引”と書いたメモを見せて切符買う、成人125元が65元とほぼ50%割引。13:00バス乗車、13:07発車、途中の駐車場に寄りながら、13:54第1ターミナル到着、こちらで降りる人多い、14:00第2ターミナル着。14:08チェックイン終了、小生が行った時には空いていてすぐにできた。来る時のようにいい席への座席変更できないか?聞いてみるが本日は満席とのこと。マイレージの登録も一緒に済ませてくれる。全て日本語でいいのでスムースに進む。荷物検査、出国もスムース。15:00発の成田行きと同じゲートなので、成田に帰る3人に会えるかも知れないと思いD6ゲートに直行、14:42D6ゲートに着く、成田行きの乗客の最後の方の人が乗機中で3人の姿を見ることはできなかった。たくさんあるお土産屋を見てまわり、リュウガンをチョコレートで包んだもの。とスイスのチョコレートをお土産に買う。台湾ドルと日本円のミックスOKでおつりは10円まで日本円でくれるというから便利。15:20再びD6ゲートへ。待っている人(先着)はまだ数人。15:30ジャンボ機が着く。これなら遅れることなく出発できそう。

 16:15〜搭乗、16:50離陸、(ここで時差修正=日本時間)18:20ビール、キリン一番搾り。18:25頃 雲の中に稲妻が見える、やがてユレがひどくなり機内サービス一時中止。
飛行機がゆれた時の黒い雲と残照、モコモコしたあたりの稲妻写したつもりだが写っていなかった
10分足らずでユレは治まる。18:52〜食事、帰りは蕎麦がついている。白ワイン2本のんで食事終了。19:49着陸、19:56降機、20:14入国。21:10発のバスで大阪南港へ 南港22:40発のフェリーで四国へ、帰りもフェリーは空いていて一等定員4人の部屋を一人で使う。
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